記憶が無い隊士は＿＿の妹だったみたいです。【鬼滅の刃】 (ページ23)

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#21 ページ23

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しのぶ「冨岡さんは何ともないようでしたね」

義勇「……」

しのぶ「なんとか言ったらどうですか？そんなんだから嫌われるんですよ」

義勇「………俺は嫌われてない」

そんな二人の会話が聞こえてくるが、私にとってはなんの意味がある会話なのか分からない

まぁどうでもいいけども

義勇「……ともかく、あの鬼は処分した。重症でも生きてたならよかった、A」

『……冨岡さんにまで迷惑をかけてしまってすみません』

義勇「……別に、無事ならそれでいい」

しのぶ「冷たいですねぇ、Aに嫌われますよ」

炭治郎「少なくとも俺は義勇さんのこと尊敬してるので！」

しのぶ「とにかく、もう夜なのでAはそのまま1晩寝ていてください。皆さんも、もう戻りましょうか」

しのぶ様がそう言うと、何だかだんだん眠くなってきた

任務で頑張りすぎたのか、疲れが溜まったからか

何も考えたくない、もう寝よう

善逸「ええぇ…！！Aさん！明日もお見舞い来ますから！！」

しのぶ「静かにしてくださいね」

炭治郎「俺達も戻ります。Aさん、しっかり休んでくださいね！では！」

あれ、いつの間に炭治郎さんは私を下の名前で…

続々と部屋からみんなが出ていく音がした

うっすらしのぶ様が残っているのが見える

しのぶ「では、私も戻ります。……そうだ、Aには申し訳ないけれど、明日緊急の柱合会議が開かれると御館様が仰っていたので、怪我で辛いかもしれませんが、是非参加してくださると幸いです。」

そこまでいうと、しのぶ様は部屋から出ていった

緊急の柱合会議……

確か会議は半年に1回だったはずだけど、何か重要なことでもあったのだろうか

しかも、柱でない私も呼ばれるなんて

私、何かやってしまったのだろうか

何度か会議には参加したことがある

御館様の言うことによると、私は柱に最も相応しい甲だから是非参加してほしい、と。

別に、柱に相応しいわけないのに、何を勘違いしてるのかな

私は眠さが増し、そのまま眠りについた

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炭治郎side

無事に義勇さんと協力して十二鬼月を倒した

でも倒したのは俺ではなくて、義勇さんなんだけど

彗那月さんが重症を負って蝶屋敷にいると聞いたので、俺の切り傷の治療をしてもらった後に彗那月さんがいる病室、のようなところに寄った

彗那月さんからは、とても悔しいような悲しいような匂いがした

にしても、明日緊急の会議があるらしいんだけど

会議って半年に一回だったはず…？