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#19 ページ21

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「……!…Aさん!」

誰か呼んでる…

誰か、私の名前を……

『……っ……あれ…』

誰かが私の名前を呼ん出る声がしたから、私はハッとなって目が覚めた

目が覚めると私を抱き抱えてた人が「よかったぁああ……」と号泣し出した

あれ……?

なんで、ここに

『善逸さんが、いるの……?』

私を抱き抱えて泣き喚いてたのはまさかの善逸さんだった

どうしてここにいるの?なんで私がこの山に来てる事がわかったの?

あの十二鬼月は?

『……っ…だめ……戦わないと……』

善逸「な!何言ってるんですか!こんなに酷い怪我なのに!」

『だって、十二鬼月が…!』

善逸「その鬼なら炭治郎ともう1人誰かが…」

よく見ると私は木の陰にいて身を隠してることになってた

炭治郎さんが来てる…って、なんでわざわざ?

『…冨岡さん……?』

累「また邪魔しに来たの?」

炭治郎「なんでお前!倒したはずなのにまた現れたんだ!」

累「うるさいなぁ、本当に君とは合わないんだけど」

義勇「お前は俺が斬ったはずだ。どうしてここにいる」

冨岡さんまでここに来てくれたなんて、私…やっぱり色んな人に迷惑ばっか

累「うるさい、なんでもいいだろう?もう少しであの女をころせると思ったのに」

炭治郎「Aは絶対にしなせない!何度現れたっていい、何回でもお前を斬る!」

義勇「下弦の伍など、1度倒してるからこそ分かる。お前は簡単に斬れる」

どうして私、あの十二鬼月を斬れなかったの?

やっぱり私が弱すぎるから、弱すぎるから十二鬼月を倒すことが出来なかった

『……ごめんなさい…』

善逸「な、なんで謝ってるんですか!?」

『私が弱すぎたから……十二鬼月も倒せなかった……私…』

善逸「何言って……とりあえずここは炭治郎たちに任せて、治療のために蝶屋敷に運びます!」

『…まって、いいの。この戦いが終わるまでここに居させて』

この戦いの行く末を見たかった

あの鬼がどんな思い出で復活してきたのか、知りたいところでもあった

助けられてばっかりだ

どうせなら、あれでしねたら良かったのにな

遠くで鬼と炭治郎さんたちのやり取りがうすうすと聞こえてくる

戦ってくれてるんだ、私の代わりに

本当は私の任務だったのに、私が弱いから誰かに助けて貰って結局私は何もしないんだ

私、鬼殺隊は向いてないのかもしれない

けれど、しのぶ様に助けられた分鬼殺隊として鬼狩りをしてほしいと頼まれたから……やるしかないんだ…

#20→←桜の呼吸について。



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ありさちゃん(プロフ) - みみさん» わー!喜んでもらえて嬉しいです!! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - 莉央さん» ありがとうございます! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 作者様と同じ無一郎と善逸なのでもう、一言で表すと最高です!! (2020年1月4日 22時) (レス) id: 97ae3430ef (このIDを非表示/違反報告)
莉央(プロフ) - ただただ一言、マジ神 (2019年12月3日 22時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - miさん» えっえっ!!!ありがとうございます!泣 (2019年11月26日 19時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜莉沙 | 作成日時:2019年11月3日 21時

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