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#15 ページ16

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『気持ち悪い……』

那田蜘蛛山の入口付近にまで来た私は山から出る異様な鬼の匂いで既に気持ち悪くなって足がすくむ

炭治郎さんが体験した話によると、似たような見た目をした白い鬼の家族がいたという

そして、どうやらその家族と言われる鬼の中に1人、十二鬼月下弦の伍がいたらしく、その鬼は本物の家族なら有り得るはずがない、自分の気に入らないことは力でねじ伏せていたらしい

後に、その辺の鬼を寄せ集め、十二鬼月の血を飲む事によって似たような容姿になる

それだけの家族だと聞いた

炭治郎さんの話を更に深堀りにすると、炭治郎さんは十二鬼月と戦ったと。

鬼は柱の応援ありで全員倒したらしいんだけど、今回この山に出た鬼は冨岡さんが倒したはず十二鬼月だと言ってた

『……私1人でくるって言ったからな…』

十二鬼月は倒したことはあるにせよ、しかもまだ昼間なのにこの付近は何故かどんよりしてて気持ち悪い

炭治郎さん曰く、「その十二鬼月は糸を自由自在操るんだ。簡単に人間が切り刻まれるくらいの糸で、その糸が鋼のように固かったから俺も1度刀が折れてるんだ」と言っていた。

後、なんだっけ……

その鬼の血鬼術は、糸全体に囲まれて絶対的に逃げられないで走馬燈もすら見たレベルで…

『じゃあどうやって抜け出したんだろう…』

そこからは話を聞いてなかった、というか鎹鴉が早く任務にいけとうるさかった

私が仕方なく山に入っていった

匂いがだんだん強くなってるけど、どの辺にいるんだろう

復活されたと思われる十二鬼月のみこの山にいるらしいけど、広すぎて場所が掴めない

でも匂いは確実にそいつなはず



随分奥深くまで山に入り、少し抜けたところにでてきた

そこだけ気が生えてなくてまるで、ここで戦えと言われてる感じがして気味が悪い

私は咄嗟にこの場所をあとにしようと足を1歩後ろにやった

瞬間だった

?「ねぇ、何してるの?」

『……っ!』

後ろから誰かに声をかけられ、思わず距離を取り刀を抜いた

誰か応援にでも入ったのだろうかと思い声のする方へ目を向けた瞬間私は目を疑った

そこには、全体が真っ白で指からは糸が出てあやとりをしているかのようで、目には十二鬼月を示す数字が刻まれていた

だがその鬼は指に張られてる糸で遊んでるようで私には見向きもしなかった

『……十二鬼月…』

?「やっぱり人間の匂いがすると思ったら、鬼狩りが来てるなんて」

『誰なの……あんた…』

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ありさちゃん(プロフ) - みみさん» わー!喜んでもらえて嬉しいです!! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - 莉央さん» ありがとうございます! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 作者様と同じ無一郎と善逸なのでもう、一言で表すと最高です!! (2020年1月4日 22時) (レス) id: 97ae3430ef (このIDを非表示/違反報告)
莉央(プロフ) - ただただ一言、マジ神 (2019年12月3日 22時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - miさん» えっえっ!!!ありがとうございます!泣 (2019年11月26日 19時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜莉沙 | 作成日時:2019年11月3日 21時

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