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『しのぶ様、行ってきます』
私は出かける際にいつも言う挨拶をしのぶ様に言う
しのぶ「本当に1人でいいんですか?もしあれなら、柱の誰かを連れて行ってもいいのに。」
『たまには1人で行きたいので平気です。…本当はカナヲか無一郎と行きたかったですが…カナヲも無一郎も任務なので仕方ないです』
しのぶ「そう…私もこのあと忙しくなるから着いて行けなくて申し訳ないです」
『大丈夫です、どうせならしのぶ様達の分も買ってきます。……では、行ってきます』
もしかして、私が1人で任務に出ると思ってるかもしれないけどそんなことはない
今から、蝶屋敷から歩いて20分ほどの町でお祭りがあるらしいからそこへ行くつもり
言った通り、行く人はいないけど誰かとも行きたいとは思わない
たまには1人を満喫したいから
いつ鬼が現れても大丈夫なように、日輪刀は絶対
私は刀を少し触って確認してから町へと続く道を歩いて行った
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『……凄い人…』
お祭りなこともあり、いつもの倍以上人がいて色んなお店も出てる。
屋台、というものなのか。
今日一緒に来れなかったしのぶ様や、カナヲと無一郎の為に何か買っていこう。
それと、向こうで晩御飯を食べてない分お腹が減ってる…
屋台で何か買って食べよう
色んなところから色んな匂いが入ってくる
甘い匂いや、香ばしい匂い、とにかく匂いだけでお腹が鳴ってしまう
ただ、心配なことが…お祭りは夜に行われるのが基本だから、夜に人が集まる
すなわち、それを狙って鬼たちが一斉に来るかもしれないと考えるとみんなが危ない
万が一鬼が来たらと思うと弱い私では不安だけど、なんとか匂いで感じる他ない
『……あそこの食べ物美味しそう…』
ふとみた屋台に惹かれて私は少しばかり並んでる後ろに並んだ
お腹が空いてるため早く食べたいなと思ったその矢先だった
『……っ…?!』
なんなんだ、この忌まわしい匂い…
こんなの屋台から感じられる匂いじゃない
鬼だ!
思いたくなかったこと、予想してたことが起こってしまった
とても強烈な匂いだが、無惨だったり十二鬼月だったりとそんな鬼な感じしない
きっと普通の鬼が何体もいるのかもしれない
私は焦って列を抜け出し人混みを掛けて走ってその方へ向かった
匂いが近づいてくる
そして私が刀を手にした瞬間
?「たんじろぉ…っ」
?「善逸!お前は強い!一緒に戦ってくれ!」
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ありさちゃん(プロフ) - みみさん» わー!喜んでもらえて嬉しいです!! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - 莉央さん» ありがとうございます! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 作者様と同じ無一郎と善逸なのでもう、一言で表すと最高です!! (2020年1月4日 22時) (レス) id: 97ae3430ef (このIDを非表示/違反報告)
莉央(プロフ) - ただただ一言、マジ神 (2019年12月3日 22時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - miさん» えっえっ!!!ありがとうございます!泣 (2019年11月26日 19時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜莉沙 | 作成日時:2019年11月3日 21時