ギュッとサマトキ

酔っぱらい ページ6

.









「お、おい！ 何やってんだ」



『へへぇぁ〜』




如何してこうなったかというと…




遡ること15分前_________。





左馬刻side




『〜♪』




Aが夕飯を作っている間、俺は
テレビのチャンネルを変えながら酒を
飲んでいた。





「…ﾁｯ ろくなもんねぇじゃねえか。」




愚痴をこぼし、また酒を飲む




『そんな、テレビに愚痴言わなくても』




とAが呆れた顔をしながら夕飯を持ってきた




「しょうがねぇだろ、面白くねんだから」




と言うと、Aはジーッと此方を見ていた




「ん？どうしたよ」




『そのお酒、美味しい？』




「まぁな… 飲んでみるか？」



と言えば うんと明るく返事をした




『……』ｺﾞｸｺﾞｸ




そういや彼奴の飲んでる所見たことねぇな…
まぁ、大丈夫だろ




『…ﾋｯｸﾞ』



…あ？



『ははははぁっ！ 左馬刻飲んでるぅ？』




コイツ、酒飲むと人格変わるヤツか… てか、
お前が飲んでるやつ、俺のだし



「はぁ、お前落ち着けって」




『へへぇぁ〜』




と言うことだ。



どうすっかな？




「A酔って変なことすんなよ」




『はぁぁ？酔ってないしぃ〜』



「酔っぱらいはそうやって言うんだよ！」



と強めに言うと彼奴が涙目になった。




『うぅぅぅぅ、そんなに強く言わなくても
良いのにぃ』ｳﾙｳﾙ




「はぁ、俺が悪かったから。泣きやめ
ほら、ティッシュ」




俺からティッシュを受け取ると ズビィーと鼻
をかむ
お、落ち着いたか…？




『良ぉぉぉぉし！ 左馬刻今日は朝まで
飲もぉぉ〜！』




…なおるわけねぇよな。




「分かったよ、お前に付き合ってやる」



俺は諦めて彼奴に合わせることにした




『ふふ〜、どんどん飲もぉぉー』




そして、俺は彼奴に付き合わされた
…流石に朝までは飲まなかった。




.









.









後日

あああああ〜頭痛い…



はぁ、お前のせいだろ自業自得だ。




えっ？！私なんかしたの？！




…覚えてねぇのかよ。





俺はあの日からAには、絶対に酒を
飲ませたら行けない(面倒くさい)と思った。








❁⃘

皆様、コロナの影響で世界中が大変な
ことになっていますね…。皆様の地域は大丈夫
でしょうか？
皆様も健康に気をつけてお過ごしください！

違法マイク→←甘えたい❁⃘*.ﾟ

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