ギュッとサマトキ

初めての… ページ32

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チュンチュン___



『…んっ』


カーテンの隙間から差す光と雀の鳴き声で目を覚ます。 快適な朝だ



そう思っていた

私は目を開けたら数秒で理解した。




『ここ、私の部屋じゃない…』


えっ。待ってまって、ここ何処？…てか、この部屋見たことあるな、、、

もしかして、いや絶対左馬刻の家だ！ でも何でだろう？ 昨日はちゃんと家に帰って寝たはずなんだけどな


私はずっと悩み考えてると、ふと違和感があった



『なんか、凄い足ガクガクする…。』


えー、本当に私何したの？ え、寝てる間になんかしてたのかな、それって凄く怖いんだけど


そう思っているとドアの向こうから足音が聞こえ
ガチャっとドアの開いた


その向こうには。



「あ、起きてたのか、なんともねぇか？」



『さ、え、左馬刻？！』


左馬刻だったのは問題ない。何故驚いているのかって



「どうしたんだよ、俺の顔に何かついてるか」


私の前に立っている左馬刻は、左馬刻なのだが…


いつもと、雰囲気が違うのだ。なんか、もっとかっこよくなって大人って感じになっている左馬刻なのだ。


私が混乱していると、左馬刻は、私の前に朝食を
持ってきてくれた



『えっ、と…』


「昨日は無理しすぎたからな…今日は、甘やかしてやるよ。それより身体大丈夫か？」


『え？…なんか足がガクガクして…っ！』


私は視線を足に落とすと、ブカブカのシャツを着ていたことが分かった。


最初から気づくと思うけど、急な事で気づかなかった。 じゃあ、これは左馬刻のシャツ…。





ん？待って。 左馬刻のシャツを着ている。それに
し、下着もつけてない。足がガクガクする。

そして、左馬刻の無理しすぎたな、身体大丈夫か？



はぁぁぁ？！！！！！ えっ、私、左馬刻と…！！！


「はは、何驚いてんだ知らねぇが。昨日は可愛かったぜ」


『////////』ﾎﾞﾝｯ



私が顔を真っ赤にしていると左馬刻は、 あー、やべぇ可愛い。なぁ、いいか？


そういい、私の膝におぼんと一緒に置いている朝食を退かせ私に、キスをした。



『ん、ちょっ、左馬刻、まって』


「はぁ、待てねぇよ。」




そう言った左馬刻は、獲物を見つけた獣のように目をギラつかせていた。









『だ、ダメーーー！！』


私は、ガバッと起き上がった。そして数秒で理解した

これは、夢だと



『はっ、夢でよかった。てか、なんて夢を見てるの私…！』



私の顔は恐らく凄く赤くなっているだろう。


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