あまく、にがく、はげしく 。《 Snow Man 》

そくばく。(いわふか) ﾘｸ ページ7

深澤side



俺の恋人、照は単刀直入に言えば重い。

それも愛だって分かってるよ？

もう慣れっ子だし、俺からしてみればそれが普通かな…なんて。笑



俺が他のメンバーとかと仲良くしすぎたりスタッフさんとなんて喋ってるだけで妬くからね。

そんな日は少し機嫌が悪い。


…そして今日はとても機嫌が悪い。


家に帰るや否やソファに押し倒され、乱暴に唇を塞がれた。


事の発端は多分あれ。







ｰｰｰｰ





「ふっかさぁん！」

「なんだぁ康二ー」


「ぎゅー」

「え？ はい、ぎゅー…」


楽屋で康二に抱き締められる。


…そして、ふいにキスをされた。


「…はっ？」

「ははっ、ふっかさんのキスげっと！」

「いやいやいや、は？」

「…ごめんなさい、ふっかさん。康二今メンバーにキスするチャレンジやってて…」


何故かめめが謝りに来た。


「あぁ…あそう、」


急なことに動揺した。





ｰｰｰ





「…ふっか、俺さぁあれ見てたんだよ？」

「…あ…そうなんだ、？」

「めっっちゃ、妬いたんだけど？」

「…うん、ごめん、」



まじで明日覚えてろよ康二。



「何考えてんの、俺のこと考えて」

「…ごめん」

「ねぇふっか知ってるでしょ？ 俺結構妬くんだよ」

「しってる、」

「まじで康二とキスするとかありえないんだけど｣

「…うっ、それは…ほんとにすみません」



康二なんかディスられた風だけど知らねっ



「はぁ…もう、ふっかのばか」

「ばかってな、っ…んっ！…」



ばかって何、そう聞こうとすれば口を塞がれた。



「…はぁっ、もう、なが！」


やっと口が離れて悪態をつく。


「だって俺のこと考えてくれないんだもん」

「考えてるよ」

「じゃあなに？」

「…え？ 俺の上に馬乗りしてる照かっこいいなーって」

「…ばっ！ やっぱりふっかばか！」

「え！なんで！」



なんで自分で聞いて照れてんのさ。笑

ほんとのことだよ？



「明日は康二と話すのダメ」

「えぇ、むりだよ」

「だめです」

「どうしても？」

「どうしても」

「絶対？」

「絶対」


「あと、もう、俺の知らないスタッフさんとかと二人で話すのもダメだから」

「はぁい」

「ん、ならよし」

「でも照は喋るじゃん」

「えー？ …俺は色々あるじゃん」

「おれだってあるわ！笑」

「じゃぁ、わかった。ずっと一緒にいよう」

「…もう、わかったよ」



俺の恋人は重めです。





end.



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束縛ってこんな感じ、？

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