検索窓
今日:37 hit、昨日:51 hit、合計:968,069 hit

脅威、入隊 ページ37

✼̥୭*ˈ





「まぁ為す術もない私はOKしたんだよ









.









でも、匿う気は無いんだよね」









枢機卿は水色の羽織をバサッと脱いだ




現れたのは緑の軍服









「枢機卿の私は実は我々国の観光客でしたー…なんて君は信じる?」




纏められた髪をほどいてチョコレートのような髪色がふわふわと揺れる




我々国、他の国より断然歴史が少なく新しい国



小さい国ながら3強と呼ばれる幹部が建国している



確かそのうちの1人が






「どうも、俺が我々国幹部が1人、オスマンめうよ〜」





首を縦に振るざるを得ない、最強の外交官







「君のことはちょっと前から監視させて貰っててね、まぁうちの総統が気に入っちゃてさ〜



もし君がうちに入ってくれるって言うならAちゃんを助ける手助けさせてもらうんやけど」





まぁ答えは決まってるよね? と言わんばかりにニコリと笑うオスマンに







「ッもちろんや、そっちに入る」



Aを助けられるならなんでもいいゾムは





頷く以外の選択肢が無かった






「そっかそっか、よかっためう〜」



それと同時に後ろから2つの気配が


ゾムは魔法でナイフを操り2つの気配に向けた









.









「フッハハハッやはりバレているか」


「さすが魔女の力…ってグルさん笑ってる場合じゃないんですよ」



黒い外套に映える金髪の男と

赤いマフラーに眼鏡をした男







「俺の名はグルッペン・フューラー、我々国の総統だ


ゾム、俺と共に来い。拒否権は無いゾ」



もちろんお前の家族も歓迎しよう









有無を言わさないその瞳に、オーラに、


あぁこの人なら自分を預けてもいいかもしれないと


素直に思ってしまったから









「……ハイルグルッペン。」




膝をついてそう応えた








.









(大丈夫、待ってて)
(いいよ、来ないで)




(素敵な仲間が見つかったんでしょう)
(お前がおらな意味が無いねん)

世界の主役は我々だ→←家族へのプレゼントを



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (1436 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1960人がお気に入り
設定タグ:wrwrd! , 我々だ , ゾム
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

キリス(某教祖)(プロフ) - 感動しますたあああ (1月15日 16時) (レス) @page50 id: 62b7efaae2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 伏線が凄すぎる... (5月21日 22時) (レス) @page50 id: f98c154ca8 (このIDを非表示/違反報告)
イレイザー - すんげぇ好き (5月11日 7時) (レス) @page50 id: 3973b7c9c7 (このIDを非表示/違反報告)
ネギです。 - 夜中に見ました。もう凄く感動する話でした。 (2023年5月8日 1時) (レス) @page1 id: d88732d1b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(๑╹ω╹๑ ) - めっちゃ良いですね!! (2023年4月9日 17時) (レス) @page50 id: dd978d4aba (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:惺月 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月27日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。