【 stxxx 】 最年長のひみつ 。【 桃 】【 小スカ 】

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り ｢ ごめん ､ ずっと言ってくれてたんだよね ｣

さ ｢ ばか ､ きらい ｣

り ｢ … ごめんね ｣



ジャー … と 温かいシャワーをあてて
洗ってくれる莉犬に
ばか ､ とか悪態しかつけない 。



俺も ､ 濡らしてごめん 。



… ちゃんと言えたらいいのに 。



り ｢ はい ､ きれいになった！ ｣

さ ｢ ぐすっ ､ ぅ ､ ｣


何も言わずに手を引いて
バスタオルでわしゃわしゃと拭かれる 。


乱暴に見えて優しい手つきに
自然に涙が零れた 。



さ ｢ りーぬ ､ 汚して ､ ごめんなさい … ｣

り ｢ 俺たちが悪かった！1人で我慢させてごめんね ｣

さ ｢ … おふろ ､ ありがと ｣

り ｢ あったまった？ ｣

さ ｢ うん … ｣


にひひ ､ と笑われて つられて笑顔になる 。



り ｢ … さとちゃん ､ どうする？ ｣


莉犬の方に顔を向ければ
遠慮しながらも着替えを渡される 。


でもそこには下着はなくて 。



り ｢ おむつにしとく？ ｣

さ ｢ … たりない ｣

り ｢ うぅん … ｣



… おむつ履きたい 。

ふかふかして ､ 安心する 。



り ｢ 気になっちゃうかもだけど … ｣



┈ ┈ ┈ ┈ ┈



こ ｢ おかえり！！ ｣

る ｢ おかえりなさい！ ｣

な ｢ こたつ温かいよ〜 ｣

じ ｢ さとみも莉犬もこっちおいでや！ ｣



リビングはすっかり綺麗になってて
こたつの中にぎゅうぎゅうに座ったみんなが手招きしてくる 。


り ｢ わーい！いこいこ！！ ｣

さ ｢ ん ｣


恥ずかしさとかいろいろあって
無愛想な返事しかできない 。



… それに 。



さ ｢ … ぅ ｣


… 座りにくい 。



な ｢ さとちゃんどうしたの？ ｣

り ｢ あ〜 … おむつなかったからさ ､ パンツの中にタオル挟んでんの ｣

さ ｢ ！言わないでよ ばか！！ ｣



恥ずかしいのに … 。


せっかく泣き止んだのに じわ と涙が浮かぶ 。



る ｢ さとみくん大丈夫だよ〜 おいで？ ｣

さ ｢ んっ ､ るーとぉ ､ ｣



ぎゅー と抱きつけば
るぅとのいつもつけてる 柑橘系の爽やかな香水の匂いがして あぁ ､ るぅとだ って安心する 。



こ ｢ こたつ入りなよ ､ あったかいよ？ ｣

さ ｢ … ん ｣



こたつ入りたいけど
もっとみんなとくっついてたい … 。



な ｢ んふ ､ さとちゃん甘えた？ ｣

さ ｢ うん … ｣



こたつに入って隣のなーくんにくっつく 。


… あったかいな 。ぽかぽかする 。




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