本気？出さない。だってだるいもん2【歌い手】【能力】

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そらるサイド

なるせに教えてもらって、敵の拠点のような場所に来た。
なるせのお父さんは「健一」(けんいち)らしい。


入る前にみんなで確認したこと。
「健一さんに会うまでのザコには出来るだけ能力を消費しないようにする。」

ボスとなる者の前に出て、能力切れなんて言語道断。

そ「よっしゃ、みんな。いくぞ！」

「「おう！！！！」」


やはり、ここが本拠地のようでたくさんの人がいた。
普段ならこんなに人をころすためには使わないが、こっちも仲間の命がかかってるんでね。
　

敵がバタバタとドミノのように倒れていく。
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ま「そらるさん？殺気出し過ぎですよww」

そ「お前もなwwww」

敵がほとんどいなくなって少しホッとして、次への心作りをしていた。
建物の広さ的に次の部屋に居るのだろうと考えていた。


ここに来たときはまだ日は上から焼くように熱を放っていたのに、今はもう綺麗な橙色にそまり、心を癒してくれた。


やっぱり、人をころしたという罪悪感とその感覚になれてしまったということ。
こんなに怖いものは今までにない。でもそれはみんな同じ。


そ「仲間ってすごいな((ﾎﾞｿｯ」

う「そうですね...。」

独り言でいったつもりだったが、うらたくんには聞こえていたようで。

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確認したところ、もう奥の部屋以外にはいないよう。

ま「絶対ころす....」

う、し、せ
「「こっわ...」」

あ「るすすん、大丈夫？」

る「全然大丈夫やけど！」

なんて会話を交わしている、みんなに声をかけた。

そ「みんな。いくぞ。」

血で染まった人間と分かるものやら、肉塊やらをよけながら最後の部屋に向かった。

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