階級甲の隊士は、何故か霞柱に懐かれたらしい【鬼滅の刃】

41話 ページ47

「よう、玲。相変わらず、ド派手だな。」


音柱様に、なんと返したらいいのかわからないことを言われる。


相変わらず、派手な方だ。








「えぇ、まぁ・・・。」


苦笑しながら答えると、


「あら！久しぶりね、玲くん！もしかして柱になったの？キュンキュンしちゃう！」


という声が聞こえた。


恋柱様だ。


「いえ、今回はなぜか呼び出されて・・・。」


「そうなの！残念ねぇ。でも、頑張って！」


相変わらず、恋柱様は優しい。








柱は、みんな誰も変わってない。


それが、どこか嬉しくて、どこか寂しくもあった。








岩柱様は、相変わらず頼もしい。


風柱様は、相変わらず隠に怖がられている。


水柱様は、相変わらず一人でいることを好まれている。


蛇柱様は、相変わらず恋柱様が大好きだ。


蟲柱様は、相変わらず気品がある。


炎柱様は、相変わらず逞しい。


霞柱様は、相変わらず少々ぼんやりしている。








すると、後ろから突然、


「おい、玲。ちょっと頼みがあるんだがァ・・・。」


今度は風柱様に話しかけられた。


「何でしょうか？」

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