40話 ページ46
「何で玲も・・・。」
霞柱様も驚いているようだ。
「まぁとにかく、準備をしますね。」
俺が立ち上がると、
「玲が行くなら、僕も参加するよ。」
と、霞柱様も身支度を始めた。
(良かった〜)
内心ホッとしたのは、言うまでもない。
________
「ったくもう、さっさとしてくれない?」
「も、申し訳ありません、霞柱様!」
参加する、といったとはいえ、霞柱様は全く乗り気じゃない。
とても不機嫌だ。
そして今、お館様の屋敷に行くのに手間取っている隠に対して、霞柱様が叱りつけている。
その様子が、めちゃくちゃ怖い。
「まぁ、とりあえず屋敷に向かおう。」
と言って、何とかお館様の所へ辿り着くことができた。
周囲には、他の柱の方々がすでに到着している。
「あの・・・、ありがとうございました。」
と、先程の隠の方に言われた。
「全然平気です。むしろ、こちらからお礼を言いたいくらいです。いつも事後処理や手当てなど、本当にお疲れ様です。」
というと、とても嬉しそうな顔になった。
誰でも褒められると、嬉しいんだな。
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勉強&学校崩壊しろ! - 竹輪*胡瓜@昆布教さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年8月27日 9時) (レス) id: e7232d2884 (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜@昆布教 - この作品大好きです!更新頑張って下さい! (2020年8月26日 20時) (レス) id: af05283989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧月 | 作成日時:2020年7月31日 11時