37話 ページ43
いつもはボンヤリしている霞柱様のそんな顔を見ると、
彼がまだ14歳であることを認識する。
俺のたった一つ下。
すると突然、頭に痛みが走った。
俺は思わず、頭を押さえてその場に蹲った。
「大丈夫、玲!?」
霞柱様の慌てた様な声が響く。
俺は、何とか弱々しく頷く。
頭が、痛い。
まるで、忘れかけていた何かを取り戻すかのように、
ジンジンと痛む。
すると、突然声が聞こえた。
ーねぇねぇ、君誰?ー
ー僕は、このそばに住んでいる、___だよ。ー
ーそっか、僕は___。宜しくね!ー
ーこちらこそ、宜しくね、___君。ー
意識が、遠のいていった。
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勉強&学校崩壊しろ! - 竹輪*胡瓜@昆布教さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年8月27日 9時) (レス) id: e7232d2884 (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜@昆布教 - この作品大好きです!更新頑張って下さい! (2020年8月26日 20時) (レス) id: af05283989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧月 | 作成日時:2020年7月31日 11時