26話 ページ31
霞柱様の肩がプルプル震えている。
(え!えっ!不味い!?これもしかしなくてもまずいやつ?)
(俺は何ていう失礼なことを!)
(これただの変態だよね!)
(しかも霞柱様に対してこんなこと言ってしまうだなんて。)
(アアアアアあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!軽蔑される〜!!!!!)
心の中で、俺は絶叫をあげた。
次の瞬間、
怒りを含んだ怒声、
ではなく、
「あはははは!」
弾ける様な笑い声が屋敷内に響き渡った。
「やっぱり玲って本当に面白いね!」
ひとしきり笑った霞柱様は、涙を拭きながら俺をみた。
「あ〜、つまんないことでクヨクヨしていた自分がバカみたい。色々ありがとね、玲。」
そういって、彼は清々しい笑顔で屋敷を去っていった。
一方俺は、予想外の反応に驚いて、一人屋敷の中でぼんやり座ってた。
〜10分後〜
「あれ?前にもこんなことがあった気ががする。」
(あ〜。これがデジャヴってやつか。)
俺は既視感を感じた。
72人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
勉強&学校崩壊しろ! - 竹輪*胡瓜@昆布教さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年8月27日 9時) (レス) id: e7232d2884 (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜@昆布教 - この作品大好きです!更新頑張って下さい! (2020年8月26日 20時) (レス) id: af05283989 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朧月 | 作成日時:2020年7月31日 11時