2話 ページ4
出会った日は確か、とても良い天気だった。
そのため、いつの間にかうたた寝していたのだろう。
気付いたら、昼になっていた。
朝っぱらから鍛錬せずに二度寝してしまったのはショックだったが、驚いたのはそこじゃない。
なんと起きた時に、目の前にドアップの誰かの顔があった。
自分でもよくわからないが、気づいたら、
「ギイいやああああああああアアアアアアアァァァ」
と叫んでいた。
その人は驚いて顔を引き、そばにいた、居眠りしているカスガイガラスもビクッと目を覚まし、羽を震わせた。
今思えば、本当に面目ない。
が、その時の俺はそんなことを考える余裕などなかった。
え、嘘!
誰この人!
顔面偏差値高!
え!不法侵入者!
なんて考えていた。
きっとそのせいだろう。
その人に向かって最初にでた言葉は、
「貴方、誰ですか?」
ではなく、
「貴方、顔面偏差値いくつですか?」
だった。
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勉強&学校崩壊しろ! - 竹輪*胡瓜@昆布教さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年8月27日 9時) (レス) id: e7232d2884 (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜@昆布教 - この作品大好きです!更新頑張って下さい! (2020年8月26日 20時) (レス) id: af05283989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧月 | 作成日時:2020年7月31日 11時