16話 ページ21
〜善逸サイド〜
俺は驚いて振り返ると、
そこには鬼がいた。
次の瞬間、
「ギャアアアアアァァァァぁぁぁぁ」
俺は叫びながら一目散に走り始めた。
(怖い!怖い!)
恐怖で、体がいうことを聞かない。
駄目だ。
逃げちゃ駄目なんだ。
戦わなきゃ。
殺さなきゃ。
また誰かの笑顔が壊される。
だから、
向き合わなきゃ。
そう思っているのに、体は走ることをやめない。
向こう側から、鬼がこちらに向かって走ってきているのが聞こえる。
(何してんだよ、俺!逃げちゃダメなんだよ!)
でも、
怖い。
死にたく無い。
みっともない思いが、心の中に渦巻いて、俺が戦うことを阻止する。
もう嫌だ。
自分が嫌いだ。
善逸サイドが思ったより長くなってしまった。(汗)
作品の話自体は変えませんが、主人公が○○と会ったときの話、みたいな感じのことは受け付けます。コメント欄に書いてください。
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勉強&学校崩壊しろ! - 竹輪*胡瓜@昆布教さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年8月27日 9時) (レス) id: e7232d2884 (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜@昆布教 - この作品大好きです!更新頑張って下さい! (2020年8月26日 20時) (レス) id: af05283989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朧月 | 作成日時:2020年7月31日 11時