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五話 ページ7

伊黒「定期検診は終わったか。」



『師範。』





雑談?のようなものをしていると、師範が中に入ってきて問い掛けてくる。





胡蝶「三日は鍛錬お休みです。」



伊黒「…また疲労骨折寸前か。」



『身体脆くてすみません。』



伊黒「全くだ。」



『其処はそんなこと無いって言う所では…??』





この人相変わらず慈悲もないな。



そう思っていると、溜息を吐いた夢柱様が師範に歩み寄る。





心花「小芭内ー、もう少し継子に優しくしなよ?じゃないと継子やめるー、って言い出しちゃうかもしれないよ?」



伊黒「うるさいぞ心花…。やめるもやめないも彼奴の自由だ。まあやめないだろうが。」



心花「どんだけ信じてんのさ…女の子の考えは案外簡単に変わるよ?」



伊黒「知らん、やめないと言う確信はない。だがやめないと思っている。それの何が悪い。」



心花「悪くはないけどー。」





…「小芭内」に「心花」…か。



あの二人は同僚と言う関係で…それ以上に発展することも有り得る。



でも僕は…師範と継子の関係でしか無い…それ以上でも以下でもない。師範にとってはただの世話の掛かる継子だろうし。



だから今もこうやって…夢柱様が師範の肩に触れているのを見ていることしか出来ない…それに対して嫌な感情を持つのも許されない…





パンッ





胡蝶「雨霧さん…?」





僕が自分の頬を思い切り叩いたのを見て、みんなが驚いた様子で此方を見る。



頬がひりひりする、めちゃくちゃ痛い、でも我慢だ我慢。





『よっし、気を取り直して鍛錬でも』



胡蝶「だめって言ったのをもう忘れました?」



『すみません忘れてました速やかに休みます。』





靄がかかるような心が嫌で、いつもみたいに鍛錬をして心を切り替えようとして怒られるのは馬鹿だなぁって思うけど。



鍛錬している時が一番心が休まると言うか…何も考えないで済むと言うか…何かと靄がかかるような感覚がすると鍛錬をして気を紛らわせるものだから、つい。





『…蝶屋敷の何か手伝えませんか、多少でも良いから動きたいです。』



胡蝶「…それでは、何かしてもらいましょうか。」



『ありがとうございます蟲柱様大好き。』



胡蝶「伊黒さんは?」



『大嫌い。』



伊黒「おい。」





今日もやっぱり素直になれない。

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人見(プロフ) - フレフレ組尊いさん» なぁにぃ!!!ボクっ娘はありやぞ!!!!!(うるさい)はいごめんなさい、個人の価値観がありますよね(突然の反省) (2020年8月16日 23時) (レス) id: 882ef10c58 (このIDを非表示/違反報告)
フレフレ組尊い(プロフ) - ボクっ娘はないわぁ (2020年6月25日 13時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 終わりになっちゃうんですか...?続きが読みたいです。楽しみです! (2020年6月14日 22時) (レス) id: c2d0832e50 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(童磨推し) - 好きです!!続き楽しみに待ってます!!! (2020年5月25日 14時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみっく(プロフ) - 面白いです!続き読みたいです!お願いします! (2020年5月5日 18時) (レス) id: b641ec771d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星降る夜 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月11日 13時

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