どう足掻こう。「天然系お姫様のせいで退部危機な私」【ハイキュー！！】

夢見がちヒロイン・３ ページ3

和花ｓｉｄｅ
私は中学の時の経験を生かして、手早くスポドリを作っていく。

及川まりあは、さっきから水をぶちまけたり、粉の配分を間違えたり、水をぶちまけたりしている。


うざぁ。


今すぐにでもアンタよくマネ試験受かったね。で？どんな手口使ったの？って笑顔で言いたい。

思うことない？

私はマンガのヒロインみたいに性格良くはないからね。





まりあ「で、出来たぁ！！」





『………は？』





まりあ「ふえ？」





及川まりあのカゴに入っているスポドリは、１０もない。
ジャージをびしょびしょにしてさも不思議そうに振り返る及川まりあ。

お前１軍の分しか作ってねえな(怒)





『…２軍と３軍の分は？』





まりあ「に、２軍？３軍？？」





知 ら ね え の か よ 。


ホントなんなの、王子様達からの目線しか見てねえの？

あの顔面バリボーもよく入部させたな((怒))


外から見れば冷静かもしれないけど、心は白目だよ((





『はー………もう良い、ホラ行った行った』





コイツなら居ない方が早い。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『すみません、遅くなりました…』





２・３軍の人達「ありがとー！」「生き返る！」「え、美味くね！？」





『喜んでもらえてなによりです…！』





私は本当に嬉しかったので微笑んだ。

その時、視界の端に顔面バリボーがちらついた。





及川「和花ちゃん、遅れてきたのに何ヘラヘラしてるの」





て め え だ ろ 。

いつもヘラヘラしてる奴に言われたかねえよ(((怒)))
ブーメラン、お得意なんですねえ？





及川「君は中学でもマネやってたんでしょ？やったことないまりあのが早いってどゆコト？」





キモチワルスギテキイテナカッタ。←


何、「まりあ」ってキモ！
それと量見ろよな？顔腐ってっから目も見えないか？





？？「及川？」

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