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まさか ページ39

「僕が出るので先に支度を済ませてください。」



一瞬で沖矢さんの声になった。
す、すげー。私も欲しい…遊びたい…。

少し沖矢さんの背を見送っていたが、ぼさぼさの髪にTシャツ短パンで客人に会う訳にもいかないので、慌てて部屋に戻った。


着替えて顔を洗って歯磨きをして髪をとかしてやっと彼の元に戻ると、何やら騒がしくなっていた。
絶対無事でいられないようなメンツが集まっている。

見覚えのある可愛い女の子と目が合った。



「あれ?お姉さんだあれ?

昴お兄さんの彼女さん?」



やんわりと否定するとそっかぁ〜と少しつまらなさそうに眉を下げた、吉田歩ちゃん。

この子が居るってことは、他の少年探偵団メンバーも居る訳で。
でも、次に聞こえてきた声は流石に予想外だった。



「まさか、同棲している未成年に手を出す…なんてしていませんよね、

沖矢昴さん?」



扉の影から神妙な面持ちで金髪褐色の彼が現れた。
え、何、どういうメンツ??
登場の仕方もよく分かんないな???


ええ、まさか。と言いながらも私の腰を引き寄せる沖矢さん。

安室さんを煽られて困るのは私なんですけど!
もしかしてあのマークも安室さんなら気付くと踏んで…!?
大人げないな!?私を間に挟まないでください!!


火花が散りそうな雰囲気の中、子供たちが早く行こーぜ!と大人たちを急かした。



「行くってどこに?」



「キャンプですよ!」



「博士とお姉さんたちが外で待ってるよ!いこ!」



キャンプ行くの!?
何も知らない私をよそに、子供たちに手を引かれる。

外に停まっているRX-7にはあの蘭ちゃんと園子ちゃんが乗っていた。
自己紹介して連絡先まで交換しちゃった!


子供たちには、大人たちがバチバチしている間にコナンが紹介してくれたらしく、そしてそのせいでコナンは私の膝の上に座ることになった。

なんか可哀想だなおまえ…。


まあ彼は私が正体を知っていることは知らないので、小学一年生のコナンくんとして存分に可愛がってあげた。

女子会→←朝と来訪者



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いちご飴(プロフ) - 素敵な作品見つけた…だと思ったら終わってた、、いつか更新してくださるのをずっと待ってます! (2月11日 16時) (レス) @page41 id: 9ae4f8b3c5 (このIDを非表示/違反報告)
- ずーっと待ってます……!! (5月19日 20時) (レス) @page41 id: 59d78921c3 (このIDを非表示/違反報告)
- お、おわった…w (2022年7月28日 5時) (レス) @page41 id: fa9b0d5a55 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - コナンくんの破壊力えぐいです。 (2022年7月25日 8時) (レス) id: 32b67605f3 (このIDを非表示/違反報告)
カイセイ - 終わらないでぇぇ… (2022年4月24日 18時) (レス) @page41 id: 7be9c28f97 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆるり。 | 作成日時:2019年7月14日 20時

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