死神も公安もFBIも黒の組織も近付かないでください！【名探偵コナン】

絶体絶命 ページ32

「お兄さんにメール、ですか？」





ﾋｨｲｯ!!!!!!!!

安室さんに隠れてこそこそ壁際で送ってたのにもう見つかった…！！！


にこにこの笑顔がむしろ怖いんですけど…。





「…疑問だったんですが、葉月さんと沖矢さんは名字が違いますよね。

失礼かもしれませんが、本当に兄妹なんですか？」





“兄妹ではない”そう確信したような表情で質問される。

親戚って言えば良かったなぁ〜〜！！！


言葉を濁して肯定しても、それ以上は追及してこなかった。


ほっとしてスマホをしまうと、急に両肩を掴まれた。


動揺した顔をする安室さん。
ちょっとすみません…と左肩の服をずらされる。

え！！何！！？えっち！！！！！！！(???)





「これ…誰に付けられたんだ？」





壁に手をつき、低い声で威圧される。

か、壁ドン？？？安室さんが？？？？え？？？？？
これってどれ？？？？

左の首元を確認したとたん、ぶわっと顔が熱くなった。


キ、キスマーク！！！？？


え、な、な、い、え！！？
何で！！？いつ！！！？？


最近人とくっついたのは…、、

まさか…いやまさかな…


そのまさかでは！！！！？？？
赤井さん………？

た、確かに左の首元に顔埋めてたし、ちょっと痛みも…


………………………………………確定じゃねぇか！！！！！！！

“俺らしくない”ってそういうことだったの…！！？

安室さんがじっと見詰めてくる。





「っ……ごめんなさい、これはその…違うやつで…。」





顔を背けても、頬を片手で挟まれ戻される。
だって近い…！！

降谷さんの目してるよ…ｴﾝ……

じゃあ…と声が耳元に移動する。





「俺が上書きしても良いか。」





一人称“俺”に思わず心臓がドキーッとした。

つ…と首筋を指がなぞる。
いや待って待ってこれそういうのじゃ無い…！！！


突然、全ての照明が落ちた。

この世界って物騒→←お金持ちつよい

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