王（１／２） ページ16
ー数分後ー
「そっか…うーん……もう夜だし……ね、ロマニ。エジプト領って騎士たちは近づいてこない？」
ロ『うーん…でもその辺で野宿するよりはそっちの方が安全かな』
「じゃあ私は魔力の質が違うところへ向かえばいい？」
ロ『ああ。でもエジプト領に入ると通信は使えなくなるよ』
「わかった。…あ」
エル「おまたせ。怪我はしてない？」
「うん、大丈夫だよ」
ギ「宝具を使ったのか」
「なんでわかって……」
エル「ふふっ、さすがA。こんなに地面に穴開けるなんてね」
ロ『……バーサーカーだったからか…？』
「ごめんなさい…」
エル「これからどうするんだい？」
「エジプト領に行こうと思う。ラムセスのところ」
ギ「太陽のか。良い、すぐに向かうぞ」
「うん、フィン。ガイア、よろしくね」
エル「ほんとにいい子達だよね」
ギ「此奴らが英霊になった後でも出てくるとはな」
「自慢の名馬だから嬉しいよ」
ロ『円卓の騎士たちには充分気をつけて』
「うん。ありがとうロマニ、一晩過ごしたら村の方へ向かうね。立香とベディにもよろしく」
ロ『ああ』
「あと少しでつくかな…？」
エル「うん。オアシスがあるみたいだ」
「砂嵐がすごいね…進めるかな…」
？「誰ですか！またファラオの領地へ入ってくる不埒者は！！」
「え…と？その風貌は貴女もファラオ…でしょうか」
？「なっ、なぜそれを！？…いいえ、オジマンディアス様へ近づけるわけにはいきません」
「あっ、やっぱりここがラムセスの領地なんだ」
？「ラっ！？無礼極まりないです！！！」
ギ「なんだこの女は…」
エル「うーん…Aがファラオって言っていたし、女王なんじゃない？」
ギ「我たちは太陽のに会いに来た。会わせるが良い、女」
？「どこの誰かともわからない人たちをファラオに会わせるわけにはいきません！」
うーん…
ーAは片膝をつき、手をとった
ディルくんと外交中のお兄様をイメージしよう…
「麗しきファラオよ、私たちは旅の者。どうか貴女の慕う太陽王へ謁見させていただけませんか…？」
？「なっ…なっ…/////////」
エル「さすがA。彼女、今にも倒れそうなくらい顔が真っ赤だ」
ーバタンッ
「えっ！？だ、大丈夫ですか？」
ギ「そこに捨てておけ。ここを牛耳っているならば平気であろう」
「でも…私のせいで倒れてしまったのかもしれないから…ラムセスのところへ連れてくよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
田中 - FGOの二次創作ガイドラインはお読みになられましたか？引用を越えるシナリオの抜き出しは公式が禁止しています。 (2019年11月14日 20時) (
レス) id: d4397e0923 (このIDを非表示/違反報告)
ライトとライキ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！！ (2019年5月14日 20時) (レス) id: f01c053e12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 続編おめでとうございます！がんばってくださいね！ (2019年5月13日 18時) (レス) id: cbcf733df5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ライト | 作成日時：2019年5月6日 22時
