探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ36)

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35話ページ36

怜「そろそろ昼休憩終わるかなぁ…」

もういい加減疲れてきたとき、インカムから鏡花の声が聞こえた。

鏡花《昼休憩終わった。交代しよ。》

怜《分かった。》

返事をすると、放送室に向かった。
放送室に着いたので、ドアを開けた。

怜「問題なし。頑張って。」

鏡花「ありがとう。」

といって交代した。やっと交代できた。
お昼ご飯が食べられる！やったね。
お昼ご飯をたべはじめると、相澤先生が声をかけてきた。

相澤「わるいな。」

マイク先生は実況してる。

怜「大丈夫です。仕事ですし、警備は問題がなければ楽な仕事なんで。」

相澤「お前14歳なんだろ？いつから探偵社にいるんだ？」

怜「7歳の時ですかね。働きはじめたのは8歳の時です。」

相澤「8歳？マジか…」

怜「はい。私これでも探偵社の古株なんです。」

相澤「探偵社に引取られたって言ってたか。」

怜「はい、母がポートマフィアの幹部で、父が異能特務課からポートマフィアへのスパイでした。4歳の時に両親が殉職して、7歳までポートマフィアで過ごしてました。たまたま外に出たときに、父の部下だった人に保護され2ヶ月ほど特務課にいました。そのあと探偵社に引取られて現在に至ります。」

相澤「そうか。」

お昼ご飯を食べ終えたので、会場をみると、ちょうどレクリエーション種目が終わったところだった。
初戦は緑谷くんと心操くんか。
心操くんはよく知らないなぁ…普通科だっけ？

マイク「一回戦‼成績の割に何だその顔、ヒーロー科緑谷出久‼対(バーサス)ごめん、まだ目立つ活躍なし！普通科心操人使‼」

マイク先生って身内(ヒーロー科)贔屓すごくない？

マイク「ルールは簡単！相手を場外に落とすか、行動不能にする、あとは『まいった』とか言わせても勝ちのガチンコだ‼ケガ上等‼こちとら我らがリカバリーガールが待機してっから‼道徳倫理は一旦捨ておけ‼だがまぁもちろん命に関わるよーなのはクソだぜ‼アウト！ヒーローは敵を捕まえる為(・・・・・)に拳を振るうのだ！」

心操くんは緑谷くんに何か言ってる。

マイク「そんじゃ早速始めよか‼レディィィィィイSTART！！」

始まると、いきなり緑谷くんの動きが止まった。
心操くんの“個性”かな？

マイク「オイオイどうした、大事な緒戦だ。盛り上げてくれよ！？緑谷、開始早々ーーーー完全停止！？」