探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ28)

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27話ページ28

鏡花「止める？」

怜「うーん。止めなくていい。」

きっと彼(オールマイト)ならうまくやってくれる。

怜「それより敦くん達が心配…蛙吹さん、相澤先生担いで峰田くんと入り口いってて。」

蛙吹「それだと怜ちゃんと鏡花ちゃんが…」

鏡花「私達は大丈夫。先に行ってて。」

蛙吹「分かったわ。」

鏡花「どうするの？」

怜「私が太宰さんの方行くから、敦くんの方行ってくれる？」

鏡花「分かった。」

二人同時に駆け出した。幸いすごい音がしてるので場所はわかる。

怜「太宰さん！」

太宰「あぁ怜。そっちはどうだい？」

怜「オールマイトが来たので抜けてきました。彼なら大丈夫でしょう。」

中原「あ？ソイツ探偵社の…」

怜「どうも、星夜怜です。」

中原「あぁ星夜か。首領が随分気にしてたぞ。」

怜「そうですか。森さんが。」

ちなみに今の会話戦闘中にしています。
重力遣いなんて面倒この上ない。
おまけに太宰さんがすごく怒らせてる。

中原「手前、星夜幹部の娘なんだろ。なんでそっち側にいるんだよ。」

太宰「それ私も知りたい。」

そう。私の母はマフィア幹部だったのだ。

怜「7歳までマフィアで過ごしてたんですけど、マフィアの外に出た時に父の部下の特務課の人に保護されまして、探偵社に引き取られました。」

中原「あぁ？お前の父親もポートマフィアだろ？」

怜「いえ、父は特務課からマフィアへのスパイです。」

中原「はぁ?それ首領知ってんのかよ？」

怜「知っていると思います。」

太宰「へー。そうだったんだ。」

もう一度言います。
今、戦闘中です。中原さんすごく強い。
まだ触られてないから、まだいいけど。
一撃が重いし、体術がうまい。そしてはやい。

中原さんが太宰さんにおもいっきり蹴る。
だけど、太宰さんはいとも簡単に避ける。

太宰「無駄だよ。君の攻撃は呼吸も間合いも把握済みだ。」

中原「あぁ、そうかよ！」

と言って中原さんは太宰さんを攻撃する。
私来なくても良かったんじゃない？
私の方にも攻撃してくるけど、太宰さんへのほどじゃない。

太宰さんは相変わらず中原さんを煽ってる。
芥川の方大丈夫かな…

中原さんの異能って厄介なんだよね…
凍らせても重力で破壊されるし、重力の反対方向にものすごい風を吹かせないと、重力で押し潰される。