探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ25)

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24話ページ25

轟「校舎と離れた隔離空間。そこに少人数(クラス)が入る時間割…バカだが、アホじゃねぇ。これは、何らかの目的があって、用意周到に画策された奇襲だ。」

よくわかってるみたいだね。
これを当てた乱歩さんはやっぱりすごいなぁ。

相澤「13号避難開始！学校に電話試せ！センサーの対策も頭にある敵だ。電波系の“個性(やつ)”が妨害している可能性もある。」

太宰「上鳴くんも“個性”で連絡試してくれるかな？」

上鳴「っス！」

緑谷「先生は！？一人で戦うんですか！？あの数じゃいくら“個性”を消すっていっても‼イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は…」

相澤「一芸だけじゃヒーローは務まらん。」

カッコイイけど、“個性”は身体能力の一つでしかない。
つかれもするし、おそらく得意なのはあくまで奇襲からの短期決戦。
手伝わないと。

相澤「13号に探偵社も任せたぞ。」

相澤先生は敵に向かって飛び出した。

「探偵社？」

この護衛はあくまで私の仕事。
敦くん達への指示は私がしなくてはいけない。
どうする？速く考えろっ！

怜「鏡花と太宰さんはここをお願いしますっ！敦くんいくよ！」

簡単に指示を出してから、敦くんと相澤先生を追う。

緑谷「星夜さん！？」

そしてワープゲートから出てきた人を見て言葉を失った。

敦「なんでここに…」

怜「太宰さん、鏡花、待って！！」

敦「ポートマフィアが！？」

そこにいたのは、
芥川龍之介と中原中也だった。

怜「指示を変えます！敦くんは芥川、太宰さんは中原さんの相手をしてください！生徒の避難は13号に任せて、鏡花は雑魚を倒して！私は相澤先生と主犯格を！」

そう叫んで私は相澤先生のもとへ走り出した。

怜「相澤先生！手伝います」

相澤「星夜か、助かるよ。」

出来るだけ速く倒して、敦くんや太宰さんを手伝わないと。
敵を一気に凍らせて気絶させていく。
勿論死なない程度に。

此方側にいた敵を片付けて、相澤先生を見ると、
脳が丸出しの怪物に押さえつけられてる相澤先生がいた。

怜「相澤先生っ！」

異能力ーー【風花雪月】

一気に怪物を凍らせる。
なのにそいつは一瞬で氷を壊してしまった。

やばい！と思ってとりあえず思いっきり凍らせた。
こんなに強いんだからこんなんじゃ死なないよねっ！