探偵社の少女は雄英に通うことになりました。 (ページ20)

今日:5 hit、昨日:11 hit、合計:144,227 hit

19話ページ20

相澤「さて、HRの本題だ…急で悪いが今日は君らに…」

臨時テストとか？

相澤「学級委員長を決めてもらう。」

「「「「学校っぽいの来たーーー‼!」」」」

するとみんな一気に手を上げはじめた。
みんなやりたいんだね…私はいいかなぁ

飯田「静粛にしたまえ‼」

お？委員長っぽいセリフだね。

飯田「“多”をけん引する責任重大な仕事だぞ……『やりたい者』がやれるモノではないだろう‼周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…！民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら…これは投票で決めるべき議案‼!」

言ってることは一理あるけど、聖務は言い過ぎじゃない…？

「そびえ立ってんじゃねーか‼何故発案した‼!」

蛙吹「日も浅いのに信頼もクソもないわ。飯田ちゃん。」

切島「そんなん皆自分に入れらぁ！」

辛辣だね、みんな。

飯田「だからこそここで複数票獲った者こそが、真にふさわしい人間という事にならないか！？どうでしょうか先生‼!」

寝袋に入った相澤先生は、モゾモゾと動きながらどうでもよさそうにいった。

相澤「時間内に決めりぁ何でも良いよ。」

投票後

緑谷「僕四票ーーーー‼⁉」

投票結果は緑谷くんが一番多かった。

爆豪「なんでデクに…」

瀬呂「まーおめぇに入るよかわかるけどな。」

飯田「1票！？誰が俺なんかに入れてくれたんだ！？」

八百万「他に入れたのね…」

砂藤「お前もやりたがってたのに…何がしたいんだ飯田…」

ちなみに私と敦くんと鏡花はやりたがってないから立候補しなかったよ。

相澤「じゃあ委員長緑谷、副委員長八百万だ。」

「緑谷、なんだかんだアツイしな！」

「八百万は講評の時のがかっこよかったし！」

午前の授業が終わったとき

緑谷「星夜さん、よかったらいっしょに昼食食べない？」

と誘われた。

怜「鏡花と敦くんも一緒だけど…」

緑谷「大歓迎だよ！」

ということで、大食堂で私、鏡花、敦くん、緑谷くん、飯田くん、麗日さんの6人でご飯食べてます。

敦「なんで僕達誘ってくれたの？」

緑谷「いつもはやく帰っちゃうし、あんまり喋れてないからね。３人は仲良いよね。元々知り合いだったの？」

怜「そう。友達だったんだ。」

飯田「いつも用事があるといって帰ってしまうが、何をやっているんだい？」

え…なんて言えばいいかな？

鏡花「知り合いの手伝い。」

敦「そうそう。」