今日、母親始めます【BL×オリジナル】 (ページ5)

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5部屋目ページ5

昼食を取り終え、2時間ほど読書をして、眠くなったので寝る。とベッドに移動すると大翔がついてきた。何か用かと問えば唐突に子作りをしよう、と真顔で言ってきた。何故昼間からお前は盛っているんだと彼の顔をべちっ、と叩けば彼は夜は夜で何もしないだろ。と膨れる

「まぁ、たしかにすぐに寝るけど……」

「だったら昼くらいはやろう！
じゃないといつまでたっても子供なんてできない！」

大翔の言葉に僕はまぁ、たしかに欲しいけど自然の流れに──、と逃げようとすると肩を掴まれ、無理やり唇を重ねられた。ああ、これは逃げられないな。と覚悟を決めてそっと目を閉じると舌が捩じ込まれる

「んっ、ふぁ、まっ、あふ、ぁ……」

舌が入るなんて聞いていない、と文句を言うと大翔は言ってないからね、と笑う。いつもいつも大翔のペースにのせられる。それが悔しくてやっぱりやめる、とそっぽを向けば子供じゃないんだからそんなんでむくれるなよと抱きつかれた

「知らない
いっつもいっつも大翔のペースにのせられてさ
僕だって男だよ、たまには主導権握りたい」

そっぽを向いたままそういうと彼は、じゃあ、今回は瑠樺がやる？と僕の頬を摘む。僕は一瞬頷きかけたが僕が主導権を握っても結局は大翔のペースになっていることを思い出し、いい。と遠慮した

「……ホントにいいんだ？」

「どうせ気付けば大翔のペースでやってるんだから」

そう答えると彼はそれもそうだね、と僕の服を脱がせにかかった

「待って！だからなんでお前はっ！」

「ずっと生殺しにされてたんだからがっつくのは当たり前だろ」

その言葉に「うっ、」となると大翔はじゃあ、頂きます。と手をあわせてから僕の上にのしっ、とのしかかってきた。僕は食べ物かなにかか！と叫びたかったが我慢しておこう。