【アイナナ】天使vs天使、じゃないの？？【九条天】 (ページ2)

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「え！？単独ミニライブ！？」

マネージャーからの知らせにユウリが思わず立ちあがった。それは撮影前の待ち時間のことだった。

楽屋にいたアイラビットの三人に舞い込んできたのは、初の単独ライブが決定したという知らせだった。ミニ、と付くが多くの人が注目するだろう。会場もそこそこ人が入るところだ。大きなライブになることは三人にもわかった。

「きたよ、きた！ Aよくやった！」

ユウリが飛び跳ねてAと強引にハイタッチを交わす。

「わ、わたしはなにも」

Aはユウリに抱き着かれて戸惑いながらも、心の中では嬉しくて仕方がなかった。ずっと望んでいたからだ。一つでも多くのステージで、一回でも多く歌を歌いたかった。

「先輩、やりましたね！」

音葉も喜びを隠せない様子だ。

「マネージャーありがとうございます！」

ユウリがマネージャーに駆け寄る。喜ぶ三人の姿を見て、マネージャーも優しく笑った。

最高のライブにしたい、という思いは三人とも同じだった。

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マネージャーの性別はみなさんのご想像にお任せします。