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67:めっぞ ページ20

(陸side)


とりあえずオレたちの楽屋に連れてきたんだけど。


「りっくん、そいつだれ」


部屋に入った瞬間、環がAちゃんを見てきょとんとした顔をする。


「Aちゃんだよ」

「こんにちはー! A、5歳です!」


Aちゃんが自己紹介をしてぺこっとお辞儀をした。
それを見て、壮五さんがAちゃんに微笑みかける。


「こんにちは・・・ところで陸くん、Aちゃんとはどういう関係で?」

「あ、そうだ! えーと、天にぃの、じゃなくて! 八乙女さんの従妹なんです!」


大切なところを忘れてた!
急に女の子を連れてきたら驚いても当たり前だ。


「あー、みっきーがなんかいってたな」


そうそうそれ! 思い出した?


「八乙女さんの従妹!」


そして、壮五さんはなぜか元気になった。

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作者名:兎田夏 | 作成日時:2017年3月29日 21時

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