文スト大好きな私が文ストの世界にトリップした話【ポートマフィア】

色仕掛け？ナニソレオイシイノ？ ページ5

「色仕掛け、ですか…」
「おや、何をすると思ったのかえ？」

「姐さんは、拷問班だと聞いていたので、拷問かと、…」
それに私に色仕掛けって、無理でしょ、美しさのかけらも無いし。



「マフィアの女子(おなご)なら色仕掛けをするときも来るであろう？」
「でも、私にあまりにも色気がないから来ないというのは…」


「いや、Aはきっと色仕掛けの任務は来るであろう、私(わっち)の勘じゃがのう」
ホホホ、と笑う姐さん、美しいなぁ……。
「姐さんの、勘なら…」

「なら、早速始めるとするかの」

そして、私と姐さんのハニトラ訓練が始まった。

「男はこうすると良いぞ」
「そうじゃなくてこうじゃ！」
「…今まで男と付き合うた事はあるかえ？」


十時間みっちりやると、やっと合格点を貰えました……。



「最初に比べると間違えたようじゃぞ」
「あはは、ありがとうございます。」
色仕掛けって何？私は一体するときが来るのでしょうか……。いやでも、姐さんが言ってたし、……。




「疲れたかえ？」
「正直…はい」
「素直なのはいいことじゃ、どうだ、私(わっち)と茶会でもしていかないか？」
「も、勿論です！」
姐さんとお茶会！嬉しすぎて今なら一センチくらい浮けそう。


「最近良い茶葉が手に入ったのじゃ、一緒に飲もう」
「有難き幸せ！」
面白い娘じゃ、と姐さんが笑う。



〜in茶会後〜

「ありがとうございました、姐さん」
「いいや、私(わっち)も楽しい時間を過ごさせてもらった。……マフィアは厳しいかもしれんが、何かあったらいつでも相談してきていいんじゃぞ？」
姐さん、本当に優しい……。

「ありがとうございます、お言葉に甘えて何かあったら相談しにきます。」


失礼しました、と姐さんの部屋から出る。

有意義な時間を過ごさせてもらったなぁ…、姐さん優しくて何処までも甘えちゃいそう、アットホーム過ぎるよ、マフィア…。




「そういや、やつがれ君とか、ひぐっちゃんとか、檸檬爆弾とかQくんとか、会ってない人結構いるよね……。


ハッ！やつがれ君に会いに行けば、自然とひぐっちゃんにも、会える……！」


よし、明日稽古が終わったら、会いに行こう……って、そんな簡単に会える訳ないだろうけど、運良く会えたらその日は記念日にしよう、うん、そうしよう。






「会えるといいなぁ…」
ま、そんな軽々会えないか、と呟く。





私は、その言葉がフラグになっている事に、気づくはずもなかった。

やつがれ君改め芥川さん→←紅葉の姐さん

ラッキーカラー

あずきいろ

マフィアがマフィン食べてるようです。

姐さんとお茶会の時のマフィン

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