文スト大好きな私が文ストの世界にトリップした話【ポートマフィア】

【番外編】中原中也 ヤンデレ ページ17

「手前ェを俺だけのモノにすればイイって、手前ェに俺だけを見せればイイって、だからこうした。






俺以外の色を見せたくねぇから部屋は全て白にした、



俺以外視界に入れたくねぇから最低限のものしか用意してねぇ。



でも、手前ェも嬉しいだろ？手前ェと俺は一心同体だもんな？相思相愛だもんな？」
あゝ、可笑しくなった、私の知ってる中也さんじゃない。






優しい彼の人じゃない、





大好きな彼の人じゃない、









ここにいるのは、彼の中の、彼にとってもよく似た、でも紛い物の、









私の大好きな彼だ。





どんな彼でも私はきっとそれが彼ならば好きだし、愛してる。






「手前ェは俺と一生一緒に居てくれるよな？居なくなったりしねぇよな？愛し愛し合ってくれるんだよな？なァそうだろ？俺がそうするだ、一心同体の手前ェが同じにしないわけねェよな？」
少しづつ中也さんが距離を縮めてくる。



「なァA、俺を見ろよ、いつも見てェにその瞳に写してくれよ、「好き」って言ってくれよ！！！」
ガッと、腕を掴まれる。



無意識なのかわざとなのか、痛くはない、中也さんが配慮してくれてるんだ。



狡いよ、こんな時に優してくれるなんて、




痛かったら、突き放せるのに、




逃げ出せるのに…………。






「中也さん、好き……でも、私はこんな愛され方、









嫌だ」
中也さんの瞳が曇る。




「へェ、誰に言われたんだよ、誰にンなこと教えられたんだよ！！なんでだよ、なんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよなんでだよ、
どうして違うんだよ、同じだろ？一生隣に居てくれよ…俺はこんなに想ってんのに、手前ェは違ェのか？









手前ェの嫌がることは、したくねぇのに…しょうがねぇな、自分で選択したことだからな…」


「んん！？」
いきなり中也さんにキスをされる。


長い、開けてはいけないことを分かっているのに、鼻は中也さんに摘まれ思わず口を開けてしまう。









一瞬で入り込んだ中也さんの舌にギョッとする。





歯茎をなぞってからデタラメに口内の中を荒らす中也さん、




それでもそれを嫌だと思えない私は中也さんの事が好きなんだ。









「…ハァ…………ハァ……」
肩で息をする。









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ラッキーカラー

あずきいろ

マフィアがマフィン食べてるようです。

姐さんとお茶会の時のマフィン

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