用心に越したことはない。 ページ33
黒蜥蜴や中也さんが探偵社から帰っていくと、探偵社の空気がドッと楽になった。
でも、なんでポートマフィアはそんなに私にこだわるんだろう…。
敦くんは、賞金がかかっているから分かる、でも、異能力も満足に使えない一般人の私なんかにこだわる理由がない。
「Aちゃん、ポートマフィアは君への執着はかなりのものだ。何か心当たりはないかい？」
探るような太宰さんの表情
何かあるんだ、“何か”
でも、思い出せない。
確実に、思い出せない何かは、ポートマフィアに関わりがある。それは何故か確信が持てるんだ。
「Aは、思い出したいの？」
声のした方を見ると、先ほどのことがなかったかのようないつも通りの乱歩さん。
「思い出さないと、いけないような」
「思い出したいんだね」
「…はい」
「ふぅ〜ん、じゃ、良いんじゃない？」
そう言って飴を口に含む。
「でも、
好奇心は達人をも殺 すよ」
「え？」
怪しく言う乱歩さんに引っかかりを覚えながらも、ただ一つ、私の中で残っているものを思い出す。
私が文ストを好きになった原因だ。
二年前から私の文スト好きは始まった、
私が文ストに始まったきっかけは、友人に勧められ、
“あるキャラ”を見た時だった。
何か感じるものがあり、友人に漫画を借りて１日かけて現在出ている巻まで読んだ。
読み終わった時のなんとも言えない感情は表さないと思う。ただ、泣いてしまうほどに面白かったことは確かだ。
それから文ストの漫画を全巻買い、グッズまで集まる文ストクラスタになったのだ。
「……二年前…」
でも、二年前の文スト好きな友人ができるまで私は、かなりの大事故に起きたらしく、一年半？くらい昏睡状態だったらしい。
眠っていた時の記憶はないけど、記憶は普通にあったから日常生活に困りはしなかった。
「二年前に、何かあったのかい？」
「……二年前は、事故にあっていて、目を覚ました年です。」
あの時はお母さんとかすごい泣いてたなぁ…。
ま、事故とはあんま関係ないかもしれないなぁ。
「でもじきに思い出せるかもしれませんし、探偵社がごちゃごちゃしちゃってるので、私はその手伝いをしますね！」
考え込むような太宰さんに明るい声を作りそう言う。
「そうだね、……では私は入水をしてくるから、国木田くんにはそう言っておいてくれたまえ。」
「あ、ちょ！太宰さん！」
結局その日は掃除で１日終わった。
人虎っていい方ちょっと格好いいと思いません？→←ゲットだぜ！…すみません巫山戯ただけなので氷河期みたいな目で見ないで…
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長月冬麻(プロフ) - 五月雨花火さん» ありがとうございますっ！！！！いえ、まさかこんなに読んでくださる方が居ただなんて嬉しさがらら…（震え）もう本当、読んでくださるだけでも励みになります！不束な作品でありますが、読んでくだされば光栄の極みです！ (2018年9月27日 21時) (
レス) id: 0ab6a974b3 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨花火(プロフ) - 続編おめでとうございます！！いや、もう本当に楽しみですーー！声を掛けることしかできませんが、頑張って下さい、応援してます！ (2018年9月27日 20時) (レス) id: 21ac55d013 (このIDを非表示/違反報告)
長月冬麻(プロフ) - 咲羽さん» 本当ですね、射撃しちゃうとお祭りどころじゃなくなっちゃいますねw直しておきます。楽しく読んでいただけているんですね！私が妄想爆裂ガールなので、沢山の人に読んでもらえているとなると光栄の極みです！ (2018年8月15日 18時) (レス) id: 0ab6a974b3 (このIDを非表示/違反報告)
咲羽(プロフ) - 楽しく読ませて頂いてますっ！お祭りの1、射撃ではなく射的では……？射撃だと大惨事になってしまうかと……（ (2018年8月15日 18時) (レス) id: ce978fd5b5 (このIDを非表示/違反報告)
長月冬麻(プロフ) - みすぐさん» 共感してくださって良かったです！テンションの高さとか色々心配だったので、そう言ってもらえると安心します。 (2018年8月8日 8時) (レス) id: 0ab6a974b3 (このIDを非表示/違反報告)
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