【HQ!!】ひらひら【及川徹】 (ページ7)

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結局。

「いわちゃああああああああん!!」

『うるっせぇ及川!!』

そんなこんなで俺は、岩ちゃんに相談することにした。

『電話越しで大声出したら切るからな。』

「さっきの岩ちゃんも結構うるさかったよ。」

『よっしきるぞ』

「ごめんごめんごめんごめん」

久しぶりの岩ちゃんの声。
いつもと同じテンションに安心する。

『で？なんだよ』

「えっ」

『わざわざ電話してきたってことは、何かあんだろ。』

「・・・岩ちゃん」

『・・あ"？』

「彼女出来た？」

『切るぞ(二回目)』

「ごめんって。いやあのね、真剣な話、俺の好きな子が隠し事してるの。」

『ほー、その子もかわいそーだな。』

「なんでさ！？でね、俺は其れについて聞きたいんだけど、彼氏でもないのに聞くのは…」

『おまえめんどくせぇな。』

「さっきからただの暴言になってるよ！！」

もーってすねると、岩ちゃんが

『確認すればいいじゃねえか。』

「そんな簡単に言わないでよ…」

『うるせーな。じゃあもうあきらめろ』

「岩ちゃんに恋愛相談した俺が間違ってた。」

『おーそうだな。とっととフラれろ。』

「ひどっ！？もーいーよ、ありがと、おやすみー…」

『おー。』

「岩ちゃん、そろそろ彼女くらい…」

『切るぞ(三回目)』

ツー・・・ツー・・・ツー・・・

「あーもー時間の無駄だった―・・・」

(確認なんて、できるわけ・・・)

「・・・・・・・・・・・・・あ。」

出来る。

確認、できる。

「・・・！岩ちゃん、意外に役に立ってるじゃん！！」←失礼。

＊

及岩の絡みが個人的にすごく好きです。
いわちゃんかっこいい。