狐の面が七個 ページ8
それから月日が経ち、だいぶこの生活に慣れた頃。
『....兄さんは。』
マ「....死んだ....」
『....おん。エマ、泣き止みや。マイキーの側におって。うちは話してくるわ。』
マ「ねえちゃ....!」
あいつら....何してくれとんねん。
『佐野真一郎の親族です。場地圭介と羽宮一虎おりますか?』
うちは警察に行って訳を聞いた。どうやらマイキーにバイクをプレゼントしたくて盗みに入ったそうだ。
『....まず、うちに相談しいや。後、なんで盗みに入った。いかんことやってその脳みそでもわかるやろ。一虎、あんたは金では取り戻せないことをした。少年院に入るんは免れへんやろ。やけど、軽くすることは出来る。出る時は迎えに行ったるしたまに顔を出したる。』
一「.....来なくていい。来るな。」
『絶対行ったる。1人にはせぇへん。』
一「いいって言ってんだろ!」
『....あ"?まだ何にもできひん青二才が何言うとるん?誰に迷惑かけとるか分かっとんの?ええ加減にしいや。うちが今、息の根止めたろか。』
私は久々にキレていた。マイキーとエマを泣かせ、兄さんを殺したから。でも私はただの親戚。それにこいつらは善意で働いた悪事だ。あまり怒鳴ってはいけない。
『分かったな?ほな、場地は帰るで。しっかり母さんと話しんさい。』
場「おう....」
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年10月7日 22時