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狐の面が二個 ページ3

エマちゃんについて行き一番手前の部屋の前で止まった。



エ「ここがAねぇの部屋!大きい荷物はここに入ってるよ!」



『重かったやろ。ごめんなぁ....せや!今日はオムライス作ったる!』



エ「オムライス!?フワトロ?!」



『フワトロや!』



エ「やった!マイキーにも知らせとくね!あ、旗あったほうがいいかも!」



旗....?お子様ランチみたいんか?....ならそれ風に作ったるか!





数分後



荷物が片付き私はエプロンを持って台所に向かった。



『エマちゃん、何合炊いとる?』



エ「一応三合炊いてるよ!」



『おおきに!』



ほんなら作ろっか。Aさんの手料理に驚いてひっくり返るぞ〜!



さらに数分後



『2人とも〜!ご飯出来たでー!』



そう言うとエマちゃんが小走りでこっちにきた。可愛い。



エ「ありがとう!私、持ってくね!」



『おおきに!いっぱい作ったからいっぱい食べや〜!』



そう言ってテーブルに持って行き、3人でいただきますをした。



マ「何これ!うっま!!」



エ「フワトロ〜!」



『そんなんでええなら何回でも作ったるで!』



マ「店出せるくらい!うまい!」



『そんな褒めんといて〜w』



でも我ながらええのが出来たと思う。



「「『ごちそうさまでした〜』」」



『あ、風呂どないすんの?』



マ「あ、俺ちょっと行くとこあるんだ〜」



『夜に?』



エ「マイキーはね、東京卍會って言う暴走族の総長なんだ!」



....ほぉ?東京卍會ねぇ....



マ「あ、姉ちゃんも行く?!」



『え、行ってええの?』



マ「うん!」



エ「私は明日早いしもう寝るね〜」



『おん!あ、風呂沸かしてあるからなぁ〜』



エ「ありがとう!」



さて、ちょっと挨拶にでも行こかなぁ。



『場所はどこや?』



マ「武蔵神社って所!って分かる?」



『一応マップがあるから分かるよ。先に行ってきぃ』



特攻服着て行こうかなぁ....w



『うちにもバイクあるんよ。この愛機(スーパーフォア)に乗ってこか。』









マ「あれ....?やっぱり迷ったのかなぁ....」



⁇「あ?どした?誰か連れでもいんのか?」



マ「まぁね!うちの姉ちゃん!」



⁇「姉貴!?」

狐の面が三個→←狐の面が一個



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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年10月7日 22時

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