青春はいいものだ! ページ23
練習を始めて3日。私は今日初めて来た。
『邪魔するよ』
入ろうとした時、前から人が走ってきた。
『おっと....大丈夫かい?』
⁇「あ.....」
『あれ?君は....』
私は咄嗟に手を掴んだ。
『今の君をヴィルに差し出したりしないよ。少し話をしようか。何があったか聞かせてくれるかい?』
その子はゆっくり頷いたのを見てメインストリートまで引き返し、話を聞いた。
『....ヴィルの言い方だね....』
たしかにヴィルの言っていることは合ってる。私が見てもそう言うだろう。
エ「元々、サバナクローに入りたかったのに....」
『ん〜けれど君はポムフィオーレが合っていると思う。ヴィルは確かに美しい。でも美しさに正解なんてないんだ。強さであったり、気高さであったり、ヴィルの言う愛らしさであったり。探せば無限にあるものだ。まるで宝探しのようにね!私は、君が思う美しさを探せばいいと思うよ。』
エ「ヴィオラさん.....」
『さぁ、顔を上げて!迎えが来るよ!』
この音はマジカルホイールのようだ。まさかだがイグニハイドに行ったのか.....後で謝りに行こう。
ガチャ
ヴィ「あら、遅かったわね。」
『ちょっと手間取ってね。今は休憩かい?』
ヴィ「そうよ。見てわかる通り一年がいないの。」
『そうだね。まぁもう少ししたら戻ってくるよ。』
デュース達が学校外に出たのは黙っておこう。どうせバレるしね。
『けれどぶつかり合いがあってもいいじゃないか!これも青春。私はこれも美しき友情だと思うよ。』
ヴィ「そんな友情ごっこしてないわ。」
『ごっこだなんて....まぁ私にとやかく言う筋合いはないからね。先に始めよう!』
ヴィルは私と少し似ているようだ。
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クロノト(プロフ) - 最高すぎる終わり方でしたお疲れさまでした (2022年9月30日 21時) (レス) @page46 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA RUNA(プロフ) - なこさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年5月2日 9時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです更新楽しみに待ってます (2021年5月2日 6時) (レス) id: 0f341b896c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年3月21日 21時