胡散臭い女復讐執行人の話。3［完］【ツイステ】 (ページ16)

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アズールにあげよう！ページ16

そして数十分でスカラビアの寮に戻って来れた。いやー楽しかったね！！

ジャ「食料も飲み物も、全部持ってこい！今日は宴だ。阿呆な王が消え、真の実力者が王になった記念日だからな！ああ、とても清々しい気分だ.....いくらでも魔力が湧き上がってくる」

「仰せの通りに、ご主人様」

「ジャミル様こそスカラビアの王にふさわしい....」

「「「ジャミル様、万歳！」」」

ジャ「ははは、そうだろう。もっと言え。俺を褒め称えるがいい」

『あのジャミルがこんなに荒れるとは....』

ジェ「それくらい、彼はとても自意識の高い人なのでしょうね」

『動画を撮っておいたよ！』

ア「後で売って下さい。」

『無料であげよう！』

取り敢えずスマホをしまい、ジャミルに近づくため賞賛の声を上げた。すると最初はいい気分だったジャミルが私達の存在に気づくと驚いた顔をした。すごく表情がコロコロ変わって面白い。←

ジャ「フン、お前の魔法にも使い道があって良かったじゃないか。植木の水やりか、お遊戯くらいにしか役に立たないくだらない魔法だと思っていたのに」

ア「カリムさんの力を侮っていたようですね」

『アズールの力ではないよ？』

それからカリムがジャミルに宣戦布告をした。

　

『さて、復讐執行人の登場だ。ジャミル・バイパー。君は自分の自由のために寮生を騙し、主人に盾をついた。内容はお前を正気に戻し間違いを自覚させる事。依頼者はジャミル・バイパー、君自身だ。』