裏被り23 ページ26
私は心を落ち着かせてから帰ろうと思った。
青「あ?藍澤じゃねえか。」
黄「え!?来てくれたんスか!?嬉しい....!」
紫「ねぇ〜お菓子持ってる〜?」
緑「いきなりそんなに喋ったら分からなくなるのだよ....」
赤「感想を聞きたいな。」
『....あぁ、"キセキ"の奴らか。悪いが今はやめてほしい。』
黄「....え?」
赤「呼び方が初めの頃と同じになったね。どうかしたのかい?」
.....はぁ?どうかした?自覚ねぇのかよ。あんな事しておいて!!
『あんたらのおかげでもっとバスケが嫌いになったよ。』
青「はぁ?」
『あんたらのやった事は悪いが許せそうにない。私が馬鹿だったよ....こんなクズらと一緒に居たなんて。』
赤「今なんて言ったかい?」
『だからクズって言った。ほんと....信じた私が馬鹿だった....』
視界が滲んでいく。私は今泣いているのか。
黄「Aっち泣いて.....」
『もう、金輪際....私に関わらないでくれ。二度と顔を見たくない。』
私はかばんを持って出口に急ぐ。
桃「待って!」
『悪いけど"マネさん"とも話したくないんだ。手を離して。』
桃「!....っ.....」
もう....あんな試合、二度と見たくない。
黒「....Aさん....」
『く....ろこ.....』
黒「僕は....もうバスケをしません。」
黒子は....まだ暖かさを失っていなかった。
『....君は優しいね。』
黒「あの試合....荻野くんが....!」
『.....そっか。私は黒子の味方だよ。だからいつでも頼りな。』
こいつだけは信用できる。それを確信して私は家に帰った。
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RUNA RUNA(プロフ) - りょくちゃさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて本当に嬉しいです!更新は遅くなると思いますがこれからもよろしくお願いします! (2021年7月13日 18時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ(プロフ) - 好きな作品×好きな作品なのですごく楽しいです。RUNARUNAさんの表現の仕方も大好きなのでめっちゃおもしろいです! (2021年7月13日 16時) (レス) id: f217387575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年6月11日 23時