オーバーブロット3! ページ37
ア「ジェイド、フロイド、ああ、やっと戻ってきてくれたんですね。そこのバカどものせいで、僕の契約書が全て無くなってしまったんです。だから、あなたたちの力も僕にください。ねえ、僕にくださいよぉ!」
ジェ「お待ちなさい。貴方のユニーク魔法は強力すぎるゆえに、契約書無しには制御できないはず。そんなことをすればどうなるか、自分が一番よくわかっているでしょう!」
『もう無理だと思うけどね。』
ア「だって、なくなっちゃったんですよ、全部.....アハハ.....アハハハッ!このままじゃ昔の僕に戻ってしまう!」
わ〜なんでこんなに狂ってんだ。まぁ私には都合がいいんだけど....
フ「あのさー、今のアズールって、昔のアズールよりずっとダサいんだけど」
ア「あ〜〜〜〜〜〜、そうですか。どうせ僕は1人じゃなにも出来ないグズでノロマなタコ野郎ですよ。だから、もっとマシな僕になるためにみんなの力を奪ってやるんです。美しい歌声も、強力な魔法も、全部僕のものだ!寄越しなさい、全てを!」
瞬間、アズールから黒いオーラが溢れ出る。
彼の魔法の餌食となり、倒れていく。
フ「何だよアレ?アズールの体から黒いドロドロが出てきてる。墨.....じゃねーよな?」
ジェ「ユニーク魔法の使い過ぎです。ブロットが蓄積許容量を超えている!このままではオーバーブロットしてしまう!」
ア「あーっはっは!あ――っはっはっは!」
よし!もう3つも.....!
グ「ふな゛っ!アイツ、足がタコになったんだゾ!」
ジェ「あれが、海のなかでのアズールの姿です」
フ「あの後ろの何?オレでも絞められないほどデカイ!」
レ「今はアズールを正気に戻すことが最優先だ」
ラ「じゃないと、オレたちもイソギンチャクにされちまうッス!」
確かにね。それにアズールの"命"も危ない。
何よりお陀仏になるのは嫌だからね。
ユ「行こう!」
『復讐執行人の登場だよ!アズール・アーシェングロット。君は自分の私利私欲のために寮生や学校中を巻き込んだ。内容はお前を正気に戻し間違いを自覚させる事。依頼者はアズール・アーシェングロット、君自身だ。』
リドルと同じ2年寮長、流石に手強い。
『まぁ私に敵わないけど。』
ア「僕は.....僕は......!!」
さぁて、入らせて貰うよ。
46人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年1月19日 21時