第二の物語 ページ40
ハーツラビュルの騒動から少し空き、私はファールと食堂に来ていた。
ファ「ヴィオラ、ハーツラビュルの件だが大丈夫だったか?」
『私を誰だと思ってるんだい?ファール。スカルロイバーの寮長が他の寮に負けるわけにはいかないだろ?』
ファ「まぁそうだが....」
ファールと喋っていると向こうのほうから大きな声が聞こえた。
グ「うっうっ、でも今日は(ふがふが)最低の(もぐもぐ)1日なんだゾ(がつがつ)パンもろくにノドを通らねえんだゾ.....」
エ「あっという間に4つ平らげておいてよく言うぜ」
ユ「がっつり通ってるじゃん」
人をかき分けて見るとあの三人+猫くんがいた。
デュ「それにしても、さっきはどうしたんだ?そんなに文句を言うなら交換してやらなきゃよかっただろ」
グ「ちげーんだゾ!なんか、アイツが手を差し出したらオレ様も勝手にアイツと同じ動きをしてて.....それで、気付いたらパンを交換してたんだ」
エ「ああ、その気がなくても思わずノッちゃった〜みたいなことたまにあるよね」
グ「そういうんじゃなくて.....ううん、うまく説明できねぇんだゾ〜!」
勝手に動いたか.....それは一人しかいないな。
ユ「もしかしたら、そういう魔法とか??」
エ「自分の動きを他人にもさせる魔法ってことか?だとしたら、チートだな....」
ユ「トレイ先輩のユニーク魔法もだけど使い方によったら悪用できるんじゃないかな?」
鋭いね〜いい勘を持ってる。
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年1月13日 19時