無発泡な決闘 ページ21
リ「
「「うわああああ!!」」
勝負は、一瞬。
リドルは誰よりも早くユニーク魔法を発動し、2人の首に再び首輪を嵌められる。
エ「ぐっ、くっそぉ!魔法を具現化させるヒマもなしかよ!」
デュ「ここまで手も足も出ないなんて.....」
ク「魔法の強さはイマジネーションの強さ。魔法の効果を正確に思い描く力が強いほど正確性も強さも増す。ローズハートくんはますます魔法に磨きがかかっていますね」
グ「ふな゛あぁ.....。レベルが違い過ぎるんだゾ」
当たり前の結果に寮生たちが歓声を上げる。うんうん。上出来。
リ「フン。5秒もかからなかったね。その程度の実力で、よくボクに挑もうと思ったものだ。恥ずかしくないの?やっぱりルールを破る奴は、何をやってもダメ。お母様の言う通りだ」
デュ「くっ。たしかに、ルールは守るべきだ。でも無茶苦茶なルールを押しつけるのはただの横暴だ!」
デュースくんの言葉はある意味正論だ。押しつけられたルールなど誰も従わないから。
リ「ハァ?ルールを破れば罰がある。そして、この寮ではボクがルールだ。だから、ボクが決めたことに従えない奴は首をはねられたって文句は言えないんだよ!」
わぁお。これは厳格じゃなくて恐怖と支配で造られた独裁だね。
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年1月13日 19時