式典 ページ2
今日は式典だ。わかるように言えば入学式。
ファ「ヴィオラ、準備出来たか?」
『あぁ、出来たよ!行こうか。』
正直面倒くさいんだが....仕方ないか。
早くも両分けが始まりうちの寮も新入生がたくさんいた。
ヴィ「ヴィオラ、貴方のメイク今日も決まってるわね。」
『身だしなみやマナーはきちんとしないといけないからね〜ヴィルの新作を使ったよ!』
ヴィ「あら、ほんと?嬉しいわ。」
レ「女かよ....」
『私は女だが?レオナはもう少しシャキッとしたらどう?』
レ「めんどい。と言うかお前、一年の時より一層胡散臭くなったな。」
『そうか?ありがとう!』
レ「褒めてねぇよ....」
ク「魔法が使えない人間を黒き馬車が迎えに行くなんてありえない!」
また面倒事を引き連れたか。こいつは。
ク「生徒選定の手違いなどこの100年ただ一度もなかったはず。」
ク「一体何故......」
グ「ぷはっ!だったらその席、オレ様に譲るんだゾ!」
ク「あっ待ちなさい!この狸!」
グ「そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ!だから代わりにオレ様を学校に入れろ!魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ!」
面倒な事が起きるな。
リ「みんな伏せて!」
グ「ん“な”〜〜〜!!」
カ「うわあ!!あちちちっ!!尻に火が!!」
『叩くから後ろ向いててね?』
カ「ヴィオラ!ありがとな!」
『どういたしまして!』
ク「このままでは学園が火の海です!!誰かあの狸を捕まえてください!!」
あんたが巻いた種でしょう?まぁ内申上げに使いますかね。
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作者名:RUNA RUNA | 作成日時:2021年1月13日 19時