想いが32こ ページ6
ギュッ
A「!」
松陽「ごめんなさい。あなたをこんな風に悩ませてしまったのは全部、私のせいです。私がもっと良い方法を思いついていれば…」
A「兄、さん…」
松陽「あなたはさっき、誰を信じればいいのと言ってましたけど、こんな私でもいいのなら信じてください!あなたの兄である私を!」
A「!」
私はそう言われたと同時に
今まで自分に纏っていたこのドス黒い気持ちが
晴れていった気がした・・・
A「兄さんのせいじゃないよ…私を助ける方法を必死に考えてくれたんでしょ?もう充分だよ…奈落から助けてくれてありがとう^ ^」
松陽「!…はい^ ^」
朧「松陽、A、お前らは天下の大罪人であるというのに牢屋の外に居ることは本来あってはならないことだ」
朧「そんなお前らに頼みたいことがある」
松陽「散々、私の妹を苦しませてしまったのにこれ以上苦しませたくはないです。これ以上何をしろと…?」
朧「今、真選組にいるそうだな。ならば今後、自分が罪人という正体を表わさずに罪をおかさず真選組で働け」
A「!・・・はい!」
朧「っ…」
シュッ
Aが返事をしたと同時に朧は消えていった
松陽(…朧は、辛いことばかりですね。あの子ももっと幸せになってほしい・・・)
土方「松陽、A、お前らの正体はあいつが言った通り明かさない。だから普通に接してくれ。お上の人に差し出したりもしねぇ」
松陽「ありがとうございます^ ^」
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紫月(プロフ) - 高杉神蓮さん» ありがとう!うん!ちょっとずつ作品を減らしていかなきゃだからいっぱい更新しないとね! (2016年4月2日 11時) (レス) id: 403933cc76 (このIDを非表示/違反報告)
高杉神蓮 - お姉様続編おめでとう!更新楽しみにしてるよ!掛け持ち大変だと思うけど頑張ってね∧∧ (2016年4月2日 11時) (レス) id: 51b05b4c7a (このIDを非表示/違反報告)
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