４７話 ページ3
キルア「俺なんかハンター試験受かったらまず、俺の家族売るぜ！？懸賞金いっぱいかかってそうだし！」(キラキラ)
A「フフッ…目、輝いてる」(笑)
キルア「当たり前だろ！本当にしたいんだから！」
A「そっかぁ…そうだキルアって兄弟いる？」
キルア「いるよ。兄貴が２人、弟が２人だよ」
A「ズキッ)・・・そ、そうなんだ！多いんだね！」
キルア「Aは？」
A「(…嘘付くか)・・・弟２人だけだよ！だから３人兄弟なの」ニコッ
キルア「ふーん(嘘ついてるな…でもなんでだ？たかが兄弟の事で普通嘘付くか？分からない。Aはいったい何を考えているんだ？)」
A「疑ってるの？」
キルア「えっ？」
A「私が嘘を付いてるって疑ってるでしょ？」ニコッ
キルア「…あぁ。何で嘘付くんだ？」
A「…私の職業柄あまり自分に関する情報を言いたくないの。勿論苗字も家族の人数、家族の名前もね」
これは事実だ。私は依頼を受ける時は
ゾルディック家とバレないように
偽名を使っているからね
キルア「そっか…」
A「さてとっ！私、お腹空いたからご飯探してくるけど、キルアも来る？」
キルア「いや俺はいいよ。ちょっと寝るわ」
そう言ってキルアはあくびをした
A「クスッ 分かったわ。じゃあまた明日ね」ニコッ
キルア「おう！」
そして私とキルアは逆方向に歩き出した
タッタッ
A「家出をする前は私が次期当主としてずっと期待されてた。でも…私が家出をして、記憶を消したからキルアが代わりに次期当主として育てられてきたのか・・・」
A「私のせいでっ！キルアにまで辛い思いさせちゃった…！家族の為に記憶を消したのに・・・」
嫌、違う・・・家族の為とか言ってたけど
本当は・・・本当は・・・！！
A「自分の為、だ…」(泣)
A「自分が辛い思いをしたくないから。家族がおかしくなるのを見るのが辛いから。自分に期待されるのが嫌だから。自分が・・・
.
.
ゾルディック家の跡を継ぎたくなかったから！」(泣)
どうして・・・
今まで気付かなかったのかな？
私はなんて・・・バカなんだろう
自分の為に家族に自分の記憶を消して
そのせいで私が今まで辛かったことを
全部キルアに押し付けてしまった・・・
もうこんな自分嫌だっ！
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紫月(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2018年10月4日 7時) (
レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2018年10月4日 1時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 紫陽さん» ありがとうございます！続編いけるよう頑張ります！ (2018年9月17日 13時) (レス) id: 07c152557d (このIDを非表示/違反報告)
紫陽(プロフ) - 面白いですね、続編期待しておきます (2018年9月17日 13時) (レス) id: e8d074efd0 (このIDを非表示/違反報告)
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