好き、やめます！＿【ＪＭ】

１６． ページ16

お昼、屋上にて





『はぁーーーーーー』


「溜め息つきてぇーのはこっちだわ、睡眠妨害やろー…ミナの所へ帰れ」



『ユンギ先輩の大好きなコ・ミナは今日は休みです！残念でしたね！』


「バッ！何言ってんだよ？！べつに好きじゃねぇよ」


『先輩は分かりづらくて分かりやすいですよね笑
だって、普段は塩なのにコミの前だと砂糖がでますもん！』



「お前、それ悪口だろ…」


『全くコミも人の事は人一倍勘がいいのに自分のことに関しては鈍感なんだもん！ユンギ先輩は凄くコミのこと見てるのに！』



「あんまりデカイ声で言うな！誰かに聞かれたらどうする！」



『大丈夫ですよーー〜、私しか知りませんから』






ユンギ先輩は軽音部の先輩でバスケ部中心の暇になったらこっち来て作詞作曲を趣味でしていた


凄くない？将来はバスケの選手と音楽プロデューサーどっちやるんだろー？

今はバスケに専念する為に軽音部辞めちゃったけどねー、あの時のユンギ先輩の悲しそうな顔といったら、、、笑いが収まらなかったなー
コミは何も気づいてないから尚更！


ちなみにコミが好き、私が先輩に伝えましょうかぁって冗談で言ったらやめてくれって泣きそうになってた


早く告白すればいいのに！




「てか、ミナがいないなら他の奴らと食わなかったのか？」



『あーいましたよ？、、、でもですねーそれがですねぇ』




たしかにテヒョンとジミンと食べるはずだった




けどねぇーーーー、ねぇ…




退散してあげたんですよ…(怒)

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