参拾玖話:焔ビトの種 ページ4
・*・*・
「…その薬をやってる奴らと、売買やってる側の奴らで、一体、昨日の焔ビトと何の関係があんだ。」
「それが…」
話を徐々に聞いていき、あからさまにどんどん顔の機嫌が悪くなっていく紅丸さん。
別に、これに似た話が第7に舞い込んでくるっていうのはそう珍しい話じゃない。
だが、直接こんな裏っぽい話を聞くのは私は初めてで、結構緊張している自分がいる…。
だけど、紅丸さんの心境的に言うと…
【めんどくさい…】
【誰だ浅草でンなこたやってる奴ァ…ぶっ潰すぞ。】
っていう感じ、かな…?;;
あーあー、どんどん生ゴミを見るみたいな目に…←
「それがですね若。その昨日でた焔ビトになっちまったやつも薬をやってたらしくてですね…」
「んで、また次の犠牲者が出ないように、その売買組織を根っこから潰せ。…ってか?」
「まぁ、そういうことです。」
紺炉さんが言い告げると、紅丸さんは大きいため息を吐き、冷たく吐き捨てた。
「………くだらねェ」
『…!』
「若…。;;」
紅丸さんは紺炉さんと隊員さん冷たい目で見た後、
顔をそっぽ逸らした。
「その昨日鎮魂した焔ビトだけじゃなくて、他の浅草こ奴らがもしその薬をやってたとしても、その薬を
やってる所を俺がちゃんと見た訳じゃあねェ…」
「それに、俺らは焔ビトになっちまった奴らを鎮魂してやる“火消し”だ。
何でも困りごとを引き受ける万事屋じゃねェんだよ…。」
そう冷たく言い放って部屋を出て行こうとする紅丸さんに、今まで黙っていた私は口を開いた。
『……“新しい犠牲者の方”が出ても…、ですか…』
「あ…?」
私が口を開くと、障子にかけてた手を止めて私の方を振り向いた。
_______________…。
1日過ぎてしまいましたが、小説の番外編集で紅丸さんの生誕番外編を公開中です!良かったらどうぞ!!
基本これからは、番外編とかを書く時は本編用の
ページではなく、番外編専用の【番外編集】で書いて
更新しようと思ってます!なので、本編と番外編を分けて使っていこうとこれから思ってます!
そこのご理解をよろしくお願いしますっ!!
番外編集のURL↓
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Nngo/
終わり←参拾捌話:波乱の予感。
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みだり - 勉強しようと思ったけど見てよかた(°▽°) (2020年2月19日 0時) (レス) id: 2ec1bda221 (このIDを非表示/違反報告)
語彙力低下作者(笑)← - やっっっっっっっと番外書き終わった…!!!!!これで本編いけるっ…!!!! (2020年2月17日 4時) (レス) id: 544ce20235 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 抱き潰してくれても良K((殴…バレンタインってやっぱりいいですねぇ。 (2020年2月16日 16時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2020年2月13日 23時