参拾陸話:紅丸さんはいじめたい…？ ページ44
紅丸side.
「___…。」
『ちょっ、紅丸さ…！耳、触んな…ぃっ…ぅ…///』
さっきからAがやめろやめろと顔を赤くしながら俺へ恥ずかしそうに嘆く。
始めは耳なんか触るつもりは無かったんだが、耳元の近くの髪を弄ってたらいつの間にか…
(完全に無意識だった)
昨日の夜、腰と背中を触っただけで顔を赤くさせてたから、耳も弱いんじゃねェかと触ってみればこの有様だ。
俺はAの耳をさらに触り、指先で弄ぶ。
『ぅ、ちょっもう…やめっ…！…て…、』
「(っやべぇ………、癖になりそうだ……。)」
Aの耳を昨日の夜の時のように、耳の形に合わせてなぞったりしていた。
…あ、やべ
『っっっっ〜〜〜〜〜〜〜！！！！
やめてくださいっっ…！！！！！////』(怒)
流石に色々と限界だったのか、俺が触って弄んでいた手を掴んだ。
俺の方を向いて赤面しながら、息を切らし、俺を睨んだ。
顔を赤くして息を切らしながら睨む姿はただ誘っているようにしか見えない…。
「…昨日のこと、思い出したのか？」
『…！！//』
俺が試しにそう言ってみると案の定、頭ン中で想像していた反応と全く同じ反応をするA。
「(分かりやすすぎだろお前…)」
『ちっ、ちち違いますし！？決してそんなんじゃありませんから！///;;』
「でも俺が聞いた瞬間顔逸らしたり、目泳がせてたよなぁ…？」
『別にそんなんじゃ…！思い出したことがあって…、それで…その…』
誤魔化し方下手か…(汗)
俺はそう思いながら、今度はわざとAに聞いてみた。
「…へぇ…？それでその思い出したことってなんなんだ？」
『なっ…なんでもいいじゃないです別にっ！！！///』
また恥ずかしそうに顔を赤くさせ、俺と少し間をとり
背中を向けるA。
……あ、さっきより耳赤くなってる。
「…お前、誤魔化すの下手過ぎだろ。」
『何のことですか？私にはさっぱり…』
「いや、顔と耳真っ赤にしながら言う台詞じゃねぇぞそれ。」
『赤くありませんし恥ずかしくもありませんっ！！////;;』
「別に最後は俺何も言ってねぇぞ。」
俺は胡座をかき、膝に肘を置きながら言うとAが
軽く俺を睨んだ。
「っへ、茹でタコ。」
『私はタコさんなんかじゃありません！！』
「お前タコにさん付けんのか…」
そんな会話をしていると、部屋の障子がスパンと開いた。
合計hit数1万人越え記念番外編:夢主様は止められたい。→←参拾伍話: 思い出した。(恥死)
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環 - 笑ったりキュンキュンしたりでとても楽しい作品ですね…！作者様のこと、大好きです！((は ずっと応援してます！一生！しんでも！紅丸と作者様大好きですぅぅぅ紅丸グッズ欲しいぃぃ((殴殴 (2020年7月12日 22時) (
レス) id: d54dba2782 (このIDを非表示/違反報告)
みだり - イルカさん» それな (2020年2月7日 23時) (レス) id: 2ec1bda221 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 下の名前で呼ぶ話、大好きなんですよ！ぐわってなってぎゅんってなります！Twitterやってないのでフォロー出来ないのですが小説だけで、応援、頑張ります！あぁぁ！今日も推しが尊い！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
(名前)乙女(プロフ) - カリスから乙女になりました。乙女です、やっぱ紅ちゃんになると日本っぽい名前が良いなと思い変えました（汗）Twitterフォローさせて頂きました！応援しています！ (2020年2月1日 17時) (レス) id: 5783622537 (このIDを非表示/違反報告)
おれお(プロフ) - Twitterフォローさせていただきました！！これからも応援しています(*^^*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: b49044ef37 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年1月22日 0時
