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ケイト「それじゃあ、タルト持って出直してきてね♪
Aちゃんもごめんね〜。ばいばーい!」
A達は抵抗も虚しく、寮の外まで追い出されてしまった。
エース「なんなんだよ、アイツ〜!」
デュース「倒しても倒しても湧いてきた…
幻覚魔法かなにかか?」
『けーくん、いっぱい いたよ!
あれも魔法なの!? 凄いねぇ!』
Aは興奮が治らず、キラキラした目で両腕をブンブン振る。
エース「分かったから少し落ち着け。
それより、タルトがないなら門前払いなんだろ?
オレら最初から手ぶらだったじゃん。
薔薇を塗るのだけ手伝わせやがって!」
グリム「ちゃっかりしてるんだゾ。」
『でも勝手に食べたエースが悪いよ。』
デュース「じゃあ、お詫びのタルトを用意して出直しだな。
放課後にでも…ハッ!! やばい!! 」
『どうしたの?』
デュースは1人何かに気づき、慌てる。
デュース「まずい、もう予鈴の時間過ぎてる!
遅刻するぞ!」
グリム「ふな゛っ!オレ様の輝かしいスクールライフ1日目にミソがついちまう!
オマエたち、教室に急ぐんだゾ!」
エース「そういえばA達のクラスどこ?1年だろ?」
『クロウリーさんが1年A組って言ってた!』
デュース「なんだ、同じクラスじゃないか。
1時限目は魔法薬学だな。」
『デュースと一緒?』
デュース「ああ、エースも同じだ。」
『やったー!』
デュース「このままじゃ本当に遅刻だな。
A、抱えるぞ。」
同じクラスだと喜んでいるAをデュースが抱え、学校まで走る。
エース「結局魔法使えないままだけど、大丈夫なんかな…。」
なんとか間に合い遅刻を免れたA達。
1時限目は魔法薬学の為、実験室にいる。
「お前達が今日から俺の担任クラスに入った新顔か。
…学園長は本当に入学させたんだな。何を考えているんだ、アイツは…」
後半は小声で言ったからか誰にも聞こえていなかった。
『黒澤Aです。
迷子になった時は助けてくれてありがとうございました。』
「あの時か。別に気にしなくて良い。
それが大人の役目だ。」
担任である男はAの頭を撫でた。
この学園の人はこの場所で珍しい幼女に庇護欲が湧くのか、この学園に来てからAはよく撫でられる。
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ユノン - ねこ大好きさん» 更新頑張ってください応援してます! (2023年3月9日 16時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 次の話しを楽しみにしてます! (2023年3月9日 15時) (レス) @page47 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ねこ大好き(プロフ) - こちらのプロフに変わりました。皆様も突然のログアウト、お気をつけ下さい。 (2022年3月19日 10時) (レス) id: 4fa39c81d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - この前見かけてまた帰ってきてしまった・・・更新は大変ですし。作品を作っている私もわかります!更新楽しみです。夢主ちゃんの純粋さが好きです!更新頑張ってください。 (2021年11月7日 23時) (レス) @page40 id: 7054f2498a (このIDを非表示/違反報告)
どん - 次の話しが気になる! (2021年10月16日 8時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこ大好き x他1人 | 作成日時:2021年7月14日 17時