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?「「彼女を離せ!!」」
私が声をした方に目をやると、そこには
苦無を持った彦四郎と、万力鎖を持った尾浜先輩が立っていた。
『彦四郎...!尾浜先輩...!』
山賊1「なんだこいつらは!」
私は山賊が怯んだ隙に彦四郎の方へ行って、私も懐から苦無を取り出す。ぶっちゃけ着物は大事にしたいし本来なら女子がこの様な事...はないが、この様な状況になってしまっては仕方がない。
私は懐から手ぬぐいを取り出し、それを傷口へきつく結んだ後、またまた懐から苦無を取り出して戦闘態勢に入る。
するとそれに怖じけづいたのか、山賊たちは声を荒らげて逃げていった。
『ごめんね、ふたりとも。怪我はない?』
彦四郎「そんなことより、Aの肩が...」
『急所は外してる...大丈夫、尾浜先輩、彦四郎。助けてくれてありがとうございました』
私は深々とお辞儀をし、とりあえず忍術学園に帰ることにした。
中に入ると、小松田さんがめっちゃ私のことを心配し、私は急いで一年生の忍び装束に着替えた。
『...血はついてないな、医務室に行って、包帯だけ貰おっ』
ってことで医務室に向かうことにした。道中で人と合わなかったのが不幸中の幸いだと言えるだろう。
ーー医務室にてーー
私は医務室前に着くと、静かに襖を開けた。
『あの〜...』
中には二年生の忍び装束を着ている人が一人いた。
左近「?...っと、お前見たことないが...1年い組の編入生か?」
『はい。1年い組、小白井Aです。』
左近「2年い組、川西左近だ。それで、今日はどうした?」
『あ、そうそう...肩を切られてしまって、包帯をもらいにしました』
左近「どんくらい切られたんだ?少し見せてみろ」
『え、あっ、でもほんとに少しなので、大丈夫です。』
左近「先輩命令だ!いいから見せろ!」
『えっあ、はい...』
私は半ば強引に引っ張られ、大人しく肩の傷を見せた。
左近「どこがちょっとだ!パックリ割れてるじゃないか!」
『あはは...』
左近「笑い事ではない!とりあえず、応急処置だけしておいたから...1週間は安静に!」
『ヒィィィ...わっかりました()』
このように、私の休日は山賊によって潰されてしまった。(山賊は道中に出会った所謂アルバイト組によって倒されたとさ)
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番外編、終了です!
少し(というか結構)長い作品になってしまいました!
これからもこの「【忍たま】一年い組の凡人女子!」をよろしくお願い致します!
By Kira
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Kira_Leis(プロフ) - ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (6月21日 8時) (レス) id: d36c2eac99 (このIDを非表示/違反報告)
ぽめ子 - すごいいいいい!!! (6月20日 11時) (レス) @page3 id: 41fe016a64 (このIDを非表示/違反報告)
Kira_Leis(プロフ) - コメントありがとうございます!えぇ...150cmと23kgって骨だけやん...伝七とのカプ、面白そうなのでイラスト書いてみようと思います!(完成できたら見せます!多分!) (6月16日 14時) (レス) id: d36c2eac99 (このIDを非表示/違反報告)
柴犬愛好者 - よかったです。ぬしちゃん可愛すぎて愛でたいッッッッ(願望)他の学年の絡みがこれから楽しみです!伝七とのカプが私のなかで浮かびました (6月16日 11時) (レス) id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
柴犬愛好者 - youさん» 夢小説あるあるや…大丈夫だ他の作品見てみ、、もっとヤバいやつあるで…←身長:150cm体重:23キロの言う作品ありましたからね、、、(遠い目) (6月16日 11時) (レス) @page8 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kira | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/KiraKiraAHO/
作成日時:2023年6月10日 22時