【RKRN】月影の下で、あなたを。【逆ハー】

17の段。 ページ18

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山｢そこまで。｣

土｢こらこら子供向けアニメだぞ！｣


ずっと腰に座っていた伊作は、山田に手を引かれてようやく立ち上がった。
Aも身体を起こし、砂埃を払う。

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もちろんAがいた時代にも手合わせや試合はあるが、それはあくまで習い事での範囲だ。

ここまで自由に色々な技を組み合わせて使うことも出来ないし、そもそも実戦なんてあるわけが無い。

(案外この世界向いてたりして、)等と阿呆らしいことを考えていると、｢Aさーん！｣とキラキラした目で乱太郎含む1年生らしき子達がAの周りに駆け寄って来た。



乱｢Aさんすごぉい！｣

｢乱太郎くん、と…クラスの子達？｣

｢｢｢僕たち仲良し一年は組で〜〜す！！｣｣｣

｢わあすごい有り余る若さ〜〜。｣

庄｢A先輩…どうやったらそんなに速く攻撃を繰り返し出し続けられるんですか！｣

｢せっ先輩ぃ…？｣

し｢たしかに、ぼくはじめからずぅっと目でおえなかったもん。｣



キャッキャとAの周りではしゃぐ一年は組の生徒たち。

ベタ褒めされるのは結構気持ちがよく、えへへーとついつい顔がだらしなく緩みきってしまう。

なんだか愛らしい雛鳥の群れみたいだ。


｢えぇ〜〜？…いやまぁ、そおう？｣なんて満更でもなく喜んでいると、ふと近くの木の上から｢君凄いな！！｣｢先輩そんなところから降りたら…！？｣と元気な声が2つ降ってきた。











？｢いけいけどんどーーん！！！！！｣


｢うわァｯ？！！｣



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