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「おまたせ。どんどん食べてよ〜!」


数十分後、

台所から次々と料理が運ばれてきた。

唐揚げ、肉じゃが、トマトのサラダにスープまで。

色とりどりの料理が机を埋めていく。

メインメニューはなぜかカキフライ定食。


きっと目の前で笑っている...

、彼の好物であるからだろうが。





そんな彼はというと、


次々と運ばれる料理に目を輝かせている姿が

まるで小さな子供のようだった。

隣にいる翔にいもそんな彼を見て、満足げだった。

...自分だけ、本当は兄弟ではないのかもしれない。

潤くんとも似ていないとよく言われているのだ。




と、ぼーっと座っている自分の目の前に、


突然大きなリンゴジュースが置かれた。

振動で机がかるくゆれた。


「カズも手伝って〜。(>◇<)


あ、智にいもリンゴでいい?」

...びっくりした。

せかせかと働いているのはうちの三男坊。

きっとシェフ(潤)にこき使われているのだろう。


しかし彼の瞳はらんらんと輝いていた。

...余程楽しいのだろうか。



「かず。」

「はい。?」

「じゅーす、こぼれそう。」

「え、あっ!!」

他事を考えていたせいか、

いつの間にかリンゴジュースがコップいっぱいになっていた。



「カズらしくないぞ。」

あははっと笑う翔にいは、


確かにいつもと変わらない。








そんな中に、

楽しめない、自分がいた。

16 <third story>→←14



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羅瑠亜(プロフ) - しば☆さん» そうなんです!私もこれ、投稿してから気付きまして、お話の一番最後に謝ろうかな~と思ってあえて直しませんでした。じっくり読んでくださるなんて感激です(T T)ありがとうございました! (2015年12月27日 5時) (レス) id: 56711be44c (このIDを非表示/違反報告)
しば☆(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!読み返してて思ったんですが、3の潤くんの先輩のパスが~ってやつなんですけど、これって高3設定ですよね?間違ってたらすみません!(TT) (2015年12月27日 2時) (レス) id: ff7e12661e (このIDを非表示/違反報告)
羅瑠亜(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます(*^^*)嬉しいかぎりです♪これからもどうぞよろしくお願いいたします^^ (2015年12月23日 22時) (レス) id: 56711be44c (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - 初めまして。とても素敵なお話しで、いっきに読ませていただきました。更新は大変だと思いますが楽しみにしています。 (2015年12月23日 21時) (レス) id: 0ef3f92166 (このIDを非表示/違反報告)
羅瑠亜(プロフ) - 美唯さん» 落花に引き続きありがとうございます。頑張ります!(^-^) (2015年12月13日 20時) (レス) id: 56711be44c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年11月24日 12時

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